グラーダ「そういやさ。正男のもとへ向かうって言うけどさ。」
ザトシ「なんだ?」
グラーダ「正男の家ってどこにあるの?」
ザトシ「家?奴は家に住んでいないさ。のんびり移住生活を楽しんでいる奴だかんな。」
グラーダ「移住生活?じゃあ僕たち正男を探しようがないんじゃないの?」
ザトシ「いや、だいたい分かるんだよ。俺は奴と一度共に旅をした身だ。
    奴のいてそうな場所なんて見当がつくって訳。」
グラーダ「でもさ…。もしザトシが思うそのいてそうな場所が全く見当違いの場所だったら?」
ザトシ「むむ、俺を信じろよ。俺を。」
グラーダ「でも…。」
ザトシ「かっ!グラーダの仲間にしてはやけに心配性で小心者なんだな。
    まぁ、俺を信じてみてくれ。いい結果になるっしょ。」
グラーダ「…分かったよ。」


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