ルノン「…ま、先に進みたいなら進みなよ。
もうすぐ伯爵様が来られるはず…。
あなたが最上階につくころには正男はもう手遅れだよ。」
ルノンは歩いて逃げていった
ザトシ「…さっきから二人そろって伯爵様っていってるが、
誰の事なんだ?もしかして黒幕ってやつ?」
グラーダ「確かに話を聞くにそんな感じだね。」
ザトシ「おっと、雑談してる場合じゃねぇぜ。
最上階に正男がいることは確定したぜ。さぁいくぞ!」
-------------------- 招闇の塔 最上階 ---------------------
シャーバ「…おお、伯爵様ぁー。来られましたけぇー。」
???「遅くなったな。で、…正男はどこにいる?」
シャーバ「はい、この部屋の片隅で居眠りをこいてますけぇー。」
???「ほう…、正男が起きたらわしに言ってくれ。わしは奥で待機しとこう。」
シャーバ「今すぐお殺しにならないのけぇーですか?」
???「寝てる所で始末するのも面白くないだろう。」
シャーバ「ですが…、少し急いだほうがいいと私は思うけぇー。」
???「…なぜだ?」
シャーバ「正男を救出に来たという男が今ここへ向かっていますけぇー。
奴がここへ来る前に、早めに殺っといた方が…。」
???「ほう…、わざわざこんな暗黒の地まで人助けに来る奴がいるのか…。
おもしろい、一度見てみたいものだ…。」
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