------------- ヴェルモンド 城下町の中央広場・-------------
ルノン「…ふぅ、お腹減ったなー。それにしてもこの時間帯で
どこの店も閉まってるとは予想外。…あれっ?」
ルノンは通りを歩いている浩二を発見した。
ルノン(あれは浩二…。正男の弟ね。奴がいるって事は
正男もこの城下町にいたりするのかな…?
ちょっと聞いてみよう。)
ルノン「ねぇねぇ、そこの緑帽子の少年。」
浩二「はい。…何ですか?」
ルノン「もしかしてさぁー…、ここら辺に赤い帽子をした
兄ちゃんが来てたりしない?」
浩二「えっ?赤い帽子?ザトシの事ですか?
ええ、ザトシならこの城下町にいますよ。」
ルノン「…ザトシがいるの!?どうして!?」
浩二「グラーダが言うには観光目的で来たらしいですよ。」
ルノン「へぇー…、ザトシがいるとは予想外…。」
(ザトシを今のうちに排除しとかないと、また
邪魔されちゃう…。この子には悪いけど
ちょっとザトシの足止めになってもらおー。)
浩二「やぁやぁ、お嬢さん。あなた緑色が好きなんですね。
奇遇だなぁ。僕も緑色を好むんですよ。はっはっは。」
突然、ルノンは右手で浩二を頭をつかんだ
浩二「え?この帽子が欲しいって?やだなぁ。
こればかりはあげれませんよ。」
ルノン「エンボディ ダークソウル!!」
浩二の頭をつかんでいるルノンの右手が紫色に光はじめた
浩二「うっ!胸が苦しい…。なんだ…この湧き上がる憎しみは…?
…ぎゃるぉっぉぉぉぉ!!うがあぁぁぁあああ!!!」
浩二はそう叫んだ後、地面に倒れこんでしまった
ルノン「あなたには期待しているよ…。
頑張ってザトシを足止めしてね…。」
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