シャーバ「…次は負けないけぇー。」

 シャーバは近くの川へ飛び込み逃げた

グラーダ「見事だね!」
ザトシ「ふぅ、疲れた…。」

浩二「す…すごい!強すぎるよザトシ!!」
ザトシ「あら、そりゃあどうも。」
浩二「そこでさ…、その強さを見込んで
   ちょっとした頼みごとがあるんだけど…。」
ザトシ「お?何だ。頼みごとってか?」
浩二「うん、実は僕、ヴァンパイキラーになるための課題として
   ある伯爵家の一人の退治を命ぜられたんだけど…。
   それがどうも僕一人じゃクリアできないんだ。
   もしよければ手伝ってくれない?」
グラーダ「伯爵家?あの知る人ぞ知る吸血鬼一族だね。」
ザトシ「まぁ、手伝ってやってもいいが…。
    その課題ってお前に出されたんだろ?
    俺が手伝ってもいいのか?」
浩二「まぁ、本当は一人でクリアしなければいけないんだけど…
   僕一人じゃ無理だよ。怖いし。相手は伯爵家の一人だよ。」
ザトシ「…よし、じゃあ手伝うよ。その伯爵家の一人を
    ぶっ倒せばいいんだな。で、そいつはどこにいるんだ?」
浩二「まぁ僕について来て!奴のいる所まで案内するよ!」
ザトシ「よし、OK。大冒険の続きだぜ。行くぞ浩二、グラーダ。」
グラーダ「出発進行だね!」

------------ ヴェルモンド 城下町の南門 -------------

シャーバ「お、ルノン。大変けぇー。ザトシいるがいるけぇー。
     ザトシもヴェルモンドに来てるけぇー。」
ルノン「知ってるよ。奴も来てるとは予想外。」
シャーバ「ところでぇー、リッドはどこけぇー?」
ルノン「ああ、リッドはもう城下町を出ちゃったよ。
    なんか、戦力拡大だとか言って出て行っちゃった。
    同じ伯爵家の人たちを呼び寄せに行ったと思うよ。
シャーバ「まぁ、人数が多いほうがいいけぇーな。
     さて、早く兵集めてヴェルモンドをさっさと
     攻め落としてしまうけぇー。」


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