グラーダ「着いたよ。これが僕の故郷だよ。」
ザトシ「へぇ、緑がいっぱいだな。家も全然密集してねぇし
都会とは大違い。まさに田舎だぜ。」
グラーダ「ふふ、自慢のふるさとだよ。」
???「お!グラーダ!久しぶりだぉ!」
声のする方を見てみると、そこには青いグラーダがいた。
グラーダ「おお!太郎!久しぶり!5年くらい会ってなかったね!」
太郎「おまも成長したけんのぉ!おいらと遊んでいたころは
もっと小さかったのにぉ!」
グラーダ「ふふ、お互いまだ小さいよ。年も同じだし。おっと、紹介するよ。
この赤帽子の人はザトシっていうんだ!僕のご主人だよ!」
ザトシ「…ああ、よろしく。」
太郎「くぅ~!おまは主人がいて幸せじゃのぉー!おいらは
独り身じゃけぇ、さみしゅうてシャレになんぞぉ。」
グラーダ「ところでさ。他の遊び仲間は?どこにいるの?」
太郎「…それが、皆出稼ぎに行ってもうたんじゃけぇ。さすがに
この時代じゃ都会に行かんと稼げんけぇーの。」
グラーダ「出稼ぎ!?みんな昔みたいに畑で自給自足じゃないの!?」
太郎「今の時代はそうはいかんけぇー…。おいらはまだ畑でせっせと
過ごしているんだぎゃ…。」
グラーダ「まぁ、確かに僕も都会生活に慣れてしまったような…。
グラーダ一族としてかたじけないよ…。」
ザトシ(グラーダ達も苦労してるんだな…。)
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