グラーダ「正男のとこまではまだまだ距離が…。」

ザトシ「まぁこんな小さい子をほっとく訳にぁいかんしな。
　　　　人助けだよ、人助け。そう思えばいいさ。」

？？？「お！？とんだ収獲だ！！ジュニアの息子見っけ！」

ソン「…あれ、僕のこと？」

？？？「ジョーカー様の所までお届けだぃ！！」

　地面の岩を切り裂き、なんかハサミを持った奴が地中から飛び出してきた

ラノシザー「お前は"人質にしたいリスト"に載ってるソンだな！？
　　　　　　このラノシザー様が貴様をかっぱらうぜぃ！」
ザトシ「おいおい、何かうるさい奴が登場したな…。
　　　　って、お前この子を誘拐しようってか？
　　　　捕まっちゃうぜ。やめとけやめとけ。」
ラノシザー「おん！？このラノシザー様をうるさい奴だとぉ！？
　　　　　　いい度胸だ。名前教えろ、名前を。」
ザトシ「ザトシだぜ。よろしく。」
ラノシザー「何！？この泣く子も黙るラノシザー様に"よろしく"だとぉ！？
　　　　　　はっは、気に入ったぜ。いい度胸だ。」
ザトシ「…いや、気に入られても困るんだけど。」
ラノシザー「何！？このラノシザー様の気に入りを断るだとぉ！？
　　　　　　貴様！言っていい事と悪い事があるぞ！」
ザトシ「…分かったから、ちょっと黙っててくれ。」

ラノシザー「ソンを誘拐する前に…、ザトシぃ！！
　　　　　　お前を真っ二つにちょん切ってやっよぉ！行くぞ！！」

ザトシ「うわぁ、いきなりかよ！まぁいいさ。そっちが真っ二つなら…、
　　　　こっちはお前を四等分に切り刻んでやるぜ！覚悟しろよ！」

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