------------- PPP本拠地 ----------------

ザトシ「…ダメだ。…全然歯が立たないぜ…。」

 ザトシは力尽き、床に倒れてしまった

ジョーカー「恐れを知らぬ若者よ。よく私を相手にここまで
      戦えたものです。…あなたを生かしておくと面白い
      事になりそうですよ。…ランダムテレポーテーション!!」

 突然、ザトシの姿が消えた

ジョーカー「…まぁここで彼を殺すのも十分な選択肢ですが、
      適当な場所へ強制送還させるのも面白いですよね。」

---------- PPP本拠地の近くの平原 --------------

リッド「お、やっと目が覚めたか。」

正男「…っは、俺はいったい何をしていたんだ…?
   ただこれだけは覚えている…、俺は誰かに心を
   コントロールされていた…。自分の心に入ってきた
   何か邪悪なものと、ずっと俺は必死に戦っていた気がするんだ…。」

ルノン「ふふ、感謝してね、ザトシに。あなたの心に入ってきた
    "邪悪なもの"を取り除き、洗脳を解いたのはザトシよ。
    …まぁ少しは私のおかげでもあるんだけど、大部分は
    ザトシのおかげだよ。」

正男「ザトシ…か。奴にまた借りを作ってしまったのかもなぁ。
   で、ザトシはどこにいるのか分かるか?」

リッド「…さぁな。どうせあいつの事だ、もう勝負の決着がつき、
    PPP本拠地から出て、ぶらぶら外でも歩いてるだろ。
    …まぁ探しに行くなら探しに行けよ。…借り、返したいんだろ?」

正男「…返したいぜ。奴に感謝の言葉くらいは言わないと…!」

 そう言った後、正男は走り出した

---------- そのころ、ザトシは… --------------

グラーダ「…ザトシ!ねぇ!起きてよ!」

ザトシ「……うむ?何だ……。てか、なんでお前がここにいるんだ?」

グラーダ「僕、迷いの森で迷っちゃってさ、どこの道を行けばいいか
     分からなかったんだぁ。で、適当に場所をぶらぶらと
     歩いていたら、倒れているザトシに会った訳だよ。」

ザトシ(そうか、俺はジョーカーに敗北して、ずっと気を失って
    いたんだ…。そしてこんな所に捨てられてしまったって訳か。)

グラーダ「ザトシと合流して安心だよ!僕、ずっと怖かったんだよ、一人で。」

ザトシ「ふふ、俺もお前と合流して良かったぜ!やはり俺の相棒が
    務まるのはグラーダ、お前しかいねぇぜ!」

グラーダ「さーて、ヴェルモンドふらり旅の続きだね!」

ザトシ「いや、その以前にさぁ。果たしてここはヴェルモンド国内なのか?
    …俺は違う気がするんだがな。」

グラーダ「じゃあ、別にヴェルモンドじゃなくてもいいから適当に
     ぶらり旅をしようよ!僕、久々にザトシと冒険したいな!」

ザトシ「よし、OKだ。ぶらり旅を再開するぜ!」


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