------------ PPP本拠地 正面ゲート --------------
※同所にいる人物【ザトシ・グラーダ】※

ザトシ「…間違いねぇ、ここだな。この建物だぜ。
    PPP本拠地に到着だぜ…!」
グラーダ「…さーて、どこから入るのかな?」


ジョーカー「ならばこの正面ゲートから入るしかないでしょう。」

 スピーカー越しにジョーカーの声が聞こえてきた


ザトシ「む、もう見つかってしまったか…!」

ジョーカー「シスター様の予想通りです。…あなた方をお待ちして
      おりましたよ。
      …さっそくですが、正面ゲートの右端をご覧ください。」

ザトシ「…む(正面ゲートの右端あたりを見る

 ザトシ達は言われた場所を見た。円柱状の機械が置いてある…


グラーダ「あ、これって"転送装置"だよ!電脳世界へ入るための機械だ!
     ザトシ、オフィサル本部で一回見たよね!?」
ザトシ「おう、そうだな。…で、ジョーカー、これをどうしろと。」

ジョーカー「これは正面ゲートの電脳へ入るための転送装置です。
      電脳内にある電子ロックを解除すればこの正面ゲートに
      かかってある鍵が外されるという仕組みでごいます。
      …もう私が言いたい事はお分かりでしょう。」

ザトシ「かかってこい、って事だな。電子ロックを外し本拠地内に
    入って来いという事だよな?」

ジョーカー「その通りです。…あなた方にはまだ時間があります。
      こちら、まだドリームウィノレスをブレインCPに送る
      作業が終了してませんのでね。
      …もしあなた方が作業が終了するまでこちらにたどり着く事が
      できたのなら、私達の計画を阻止する事もできるかもしれませんね。
      …せいぜい頑張ってください。」

 ブツッ…(交信が途絶える音

------------------ そして… ---------------------

ザトシ「よし、これが正面ゲートの電脳への転送装置だな。
    …急いで入るぜ(転送装置へ入る

グラーダ「あ、このスイッチを押せばいいんだね(転送装置の電源を入れる

 静かな機械音と共に、ザトシが入った転送装置が回転し始めた



グラーダ「これでOKかな?ちゃんとザトシを電脳世界へ送れたかな…。
     ふぅ、後は待つだけだね。ああ、暇だよ。」


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BGM:VGMusic
曲名:VOID(バトルネットワーク ロックマンエグゼ)