ルークナム「…私の負けだ。進め、そして電子ロックを解除するがいい。
      あの赤いレバーを引くと正面ゲートの電子ロックが外れるぞ…。」

ザトシ「ふーん、これか?(赤いレバーに手をかける

 ザトシは、目の前の赤いレバーを引いた


ルークナム「貴殿は、これまで私を含め2体の関門を倒した。
      …私は中途半端な戦歴が嫌いでな。ここまで来たのだから、
      どうせなら貴殿に4体の関門すべてに全勝してもらいたいな。
      3体目の関門で負けるなどという中途半端は結果は望まん。」

ザトシ「"どうせなら全勝して帰ってくれ"という事か?(レバーを持っていた手を離す

ルークナム「…その通りだ。健闘を祈るぞ、若者よ。」

 縦に長い青白い光りに包まれ、ルークナムは姿を消した。


ザトシ「さて!俺もこの電脳から出るぜ!」
   (ルークナムの言う通りだぜ。ここまできたんだ…、
    絶対に負けるわけにはいかないぜ…!)

-------------- PPP本拠地 正面ゲート ----------------
※同所にいる人物【グラーダ】※

グラーダ「…ん!正面ゲートが開いていく!ザトシ、電子ロックを
     解除したんだね。」

 転送装置の扉が開き、中からザトシが出てきた


ザトシ「…よし、OKだな!さて、PPP本拠地内へ侵入だぜ!」
グラーダ「これからが本番だね!」


-------------- PPP本拠地 ロビー ----------------
※同所にいる人物【ザトシ・グラーダ】※

ザトシ「…うわぁ、さっそく待ち構えているぜ。
    グラーダ、見ろよアレ。」

グラーダ「うん、僕も真っ先に目にはいったよ。
     …あの青い扉の横に"転送装置"が置いてあるね。」

ザトシ「あのさぁ、この流れで行くとさぁ。
    "あの転送装置からあの青い扉の電脳へ行き、
     青い扉の電子ロックを解除しろ"って事だよな?」

グラーダ「うん、それしか考えられないね。」


ザトシ「よし、じゃあさっそく行動開始だぜ(転送装置に入る

グラーダ「いくよー(転送装置の電源を入れる

 静かな機械音と共に、ザトシが入った転送装置が回転し始めた


グラーダ「ふぅ、暇だなぁ。自販機でジュースでも買っておこうかなぁ。」


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BGM:VGMusic
曲名:VOID(バトルネットワーク ロックマンエグゼ)