エレックギア「…迷いが無い拳舞だぞえ、実にすばらしい。
       そちは自分を信じておる。…さぁ、進むが良い。」

 縦に長い青白い光に包まれ、エレックギアは姿を消した


ザトシ「よし、全ての関門を撃破したぜ。後はドリームウィノレスのみだ…。
    ……む!?(急いでその場から離れる

 ザトシは、上方から何か重いものが落ちてくるのを感じ、
 すぐさまその場から離れた

 ドスン!

 ザトシがさっきまでいた地点の方から、何が重いものが
 床にのしかかった様な音がした

 彼は振り返り、その音がした地点を見た。
 緑色の巨大な手が、床に浅くめり込んでいる…

ザトシ「この巨大な手が俺を押しつぶそうとしたのか…。」


 その巨大な手の持ち主は、目を赤く輝かせながら、こう言った

Dウィノレス「…貴様はなぜ正義を邪魔する?
       人間が正義の道へと導かれるこの瞬間を、
       どうして貴様は邪魔をするのだ?」

ザトシ「おうおう、出てきやがったな。お前がドリームウィノレスか…!
    …邪魔する理由だと?…それは"間違った事"だからだよ。」

Dウィノレス「…くく、だが貴様を"邪魔者"というのは少し
       表現がおかしいかもな。…貴様は俺から見れば、"無力"だ。
       …俺を邪魔する事はできんぞ?例え、抵抗しようも
       それは単なる"悪あがき"にすぎない事よ。」

ザトシ「へへ、俺の実力も知らないで"無力"と判断するなんて
    おかしな奴だぜ。
    …じゃあよ、"無力"かどうか、試してみるか?(身構え、戦闘態勢に入る

Dウィノレス「…俺には勝てん。」

 ドリームウィノレスの周りに、球状のバリアが出現した


Dウィノレス「来るならこい…!(目を光らせる


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BGM:VGMusic
曲名:VS.ドリームウイルス(バトルネットワーク ロックマンエグゼ)