西方の悪魔砦に向かって、ひたすら城下町を進むザトシ達。
もう夜明け頃、漆黒の夜空が少しずつ青みがかっていく…
正男「…あれ?グラーダは?今まで気づかなかったけどさぁ。
グラーダ、いないよね。」
ザトシ「あ、言われてみればそうだな。…っへ、どうせ
また迷子になったってオチだぜ。
んまぁあいつの迷子はもはやご恒例だもんな!」
???「くくく…、こんなところで有名人登場か…。
ザトシ、この前はザコ隊長がお世話になったな。」
ザトシ達の目の前に、漆黒の鎧騎士が立っている…
ザトシ「おうおう、周りが暗すぎて気づかなかったぜ。
で、だれお前?」
上級騎士「くくく…、俺の名は"上級騎士"。
ザコ隊長より格上の兵士隊長だ…。」
正男「名前的になんか量産型のザコっぽい感じだな。」
上級騎士「くくく…、こう見えても俺は悪魔城兵士の
リーダーであるルノン様より強い…。
さらにはシャーバとも勝るとも劣らん強さ…。」
ザトシ「なーんだ、シャーバくらいの実力って事か。
よし、ザコ確定だな。」
上級騎士「くくく…、恐れを知らない若者よ…。
高をくくるのは貴様の悪いクセだ…。
くく!分からしてやろうか…。」
上級騎士は、剣先をザトシの前に向けた
上級騎士「…貴様を倒す!俺の本能のおもむくままに…
くはははははは!!!(剣を振り回す
ザトシ「おうおう、サブに続きまた危険人物との対戦かよ。
んまぁ来い、どうせシャーバ並のザコだしな。
この勝負、ちょうど3分で終わらしてやっよ。
…よし正男、カップラーメンにお湯を注いどいてくれ。
上級騎士を倒すころにはいい感じに仕上がっているだろう。」
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