ザトシ「あ…、これこれ、たぶんこれだぜ。やっと到着だな。
    このでっかい建物が兵士倉庫の悪魔砦だよな。
    …この建物内に浩二が出るに出られない状況でいるのか。」

正男「そう考えて間違いは無いかも。…おぉ!さっそく
   発見だぜ。ザトシ、あの3階の窓を見てくれ(そこに指をさす

ザトシ「おうおう、発見?浩二をか?(見上げ、3階の窓を見る
    …あ!浩二!!」

 浩二が窓枠に座り、外へ身を乗り出している…


ザトシ「おーい!浩二ー!何やってんのだ!?…お前、
    もしかしてそこから飛び降りる気かぁー!?」

 いきなり自分を呼ぶ声がしたので、浩二はびっくりして
 声の聞こえた方を見た。


浩二「あ!ザトシ!それに兄さんまで!…うん、
   まぁその通りだよ。ここから飛び降りる気だよ。
   …建物内は兵士が巡回しまくり、普通に
   出られないって分かったのさ。とにかく、
   ここから逃げる方法はただ一つ…。
   この窓から飛び降りる以外手はないよ!」

正男「ちょい待て。落ち着け。よし、今すぐこの
   建物内に入り、お前を救出してやる。
   俺達の助けがくるまで、お前はずっと
   その部屋内で待機しておくんだ。…いいな?」

浩二「ナイス!ありがとぅー!恩にきるよ!
   僕は3階の武器庫にいるからねー!
   3階に"武器庫"と書かれた木製の扉が
   あると思うからそこに入ってきて!
   僕はずっとそこで待機しておくよー!」


ザトシ「了解だぜ。3階の武器庫だな?OKだぜ。
    さぁー、また悪魔砦の攻略だぜ。
    …全速前進の時だ!んさぁ、進むぜ。」

正男「オールOK。浩二…待ってろよ。」


 そして、ザトシと正男は目前の悪魔砦に入っていった


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BGM:VGMusic
曲名:神々たちのレクイエム(悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲)