ギガグラーダ「サモン様をも手こずらせるその実力…、
       予想外の強さだね。見事!
       …文句なしの敗北!ばいばい。」

 ギガグラーダは翼を広げ、垂直に上昇。
 そしてそのままどこかへ飛び去ってしまった。


ザトシ「うむ、辛勝だったぜ。もしちょっとでも
    油断していたら俺は確実に負けていた。」

グラーダ「ふぅ、撃退成功だね。…ねぇザトシ。
     迷子になっていた僕に道を教えてくれた人に
     軽くお礼を言いにいこうと思うんだけどさぁ、
     できれば一緒について来てくれない?
     その恩人であるビガブラザさんはあの緑の
     屋根の館にいるらしいからさ。」

ザトシ「…ん!?ビガブラザだとぅ?…迷子のお前に
    道を教えてくれた人ってビガブラザだったのか!?
    …へへ、そいつはあの遠くに見える緑の館に
    いるんだな?…ナイスだ!お前も役に立つんだな!!」

グラーダ「え?ビガブラザさんを知ってるの?」

ザトシ「ああ、もちろんさ。そいつはこのヴェルモンドの
    騒ぎの首謀者!彼が悪魔城兵士全員を洗脳し、
    ヴェルモンドへ出陣させたからこういう大騒ぎに
    なってる訳よ。…奴さえ倒せば、兵士達にかけられた
    洗脳が解け、侵攻活動がストップし、もとの平和な
    ヴェルモンドに戻るっていう事だな!」

グラーダ「うわぁ、あの人、本当はかなりの悪人だったんだね。
     …うん、それなら選択肢は一つだね。あの緑の館に
     向かい、ビガブラザを倒そうよ。」

ザトシ「おうおう、そのつもり。さて、時間がせまる、急ごうぜ。」

グラーダ「全速前進!」


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BGM:VGMusic
曲名:ゴルダークのテーマ(ドラゴンフォース)