グラーダ「周りが暗くなってきたよぅ、なにせもう真夜中だもんね。
…あ、ラックス。あそこ見てよ、あの遠く森。
なんか一部分だけ強力なライトで明るくなっているね。
森の中で祭りでもやってるのかなぁ?」
時間帯のせいか、暗すぎて遠くの森の緑でさえも見えないこの状態。
その真っ黒の森の中でひときわ煌々と光っている部分がある…。
どうやら強力なライトにより照らされているようだ。
ラックス「んー、あの光り方はおそらく工事用ライトだね。
つまりあの遠くの森やその付近で工事をしている、
という事だね。…んー、よく見ると…、どうやら
工事現場は君の田舎の様だね。
んー、ほらよく見てよ。あの工事用ライト、
見事にグラーダの集落を照らしているじゃないか。」
グラーダ「あ!本当だ!…僕の田舎で何の工事をしているんだろう…。
なんか嫌な予感が…。」
ラックス「んー、まぁどうせ国境を越えてラインハルに
向かうには君の田舎を通らなきゃいけないんだし。
その通る際に様子を見ようよ、どんな工事をしているかさ。」
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