クエイク「…っく、こいつになら勝てるかと思ったのに…。
ちょっと見通しがあまかったかな。」
ラックス「んー、噛ませ犬レベルって感じの強さだね。
僕も組織ではけっこう弱いほうだけど、まさか
ここまで楽勝の結果とはね。うん、予想外。」
クエイク「…次こそは僕の勝利だ。んじゃ、あばよっ!!」
クエイクは大ジャンプをし、工事現場へ戻っていった
グラーダ「ふぉー、ナイス。撃退完了だね。さて、全速前進だね。」
-------------- そして… -------------
※同所にいる人物【グラーダ・ラックス・伯爵家の公務員の皆さん】※
グラーダ「…見た感じ、ここが工事現場みたいだね。」
ラックス「んー、ここでは本格的な工事は行われていない
みたいだね。もっと奥に行くと何の工事だか
分かると思うよ。」
作業員A「お、何か用かい?そこのおにーさん達。」
ラックス「んー、何をしているかちょっと気になってね。」
作業員B「はは、見学に来たのかいな。んまぁ見学は
夜から方がええぞよ。なにせ、朝は休憩時間
じゃけぇ、あんま工事は進まんからのぉ。
夜からが本格な作業の始まりじゃて、朝に
見学に来てもあんも面白くないぞよ。」
作業員A「…おっと、もうそろそろ現場に戻っとかねぇと
まずいかもよ。サボってると棟梁である
クエイク様に怒られちゃうぜ。(その場から立ち去る
作業員B「おう、もうそんな時間とな?…厳しいけんのぉ。」
作業員Bは、作業員Aを追いかけるようにその場から立ち去った
グラーダ「…ねぇラックス。これはチャンスかも。
工事が進まない朝のうちに作業員を
掃除しておくってのはどう?」
ラックス「んー、同じ事を考えていたよ。僕もそのつもりさ。」
グラーダ「さて、早くこの工事を止めて、ラインハルの
廃浄水場に向かわないとね…。ザトシの安否が心配だよ。」
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