ソン「…うひょ!ぼ、僕の負けです!…さすが
オフィサルの隊員…やはり僕程度では勝てなかったのですね。」
ソンは工事用のエレベーターを使いその場から去った
ラックス「んー、僕って意外と強いのかなー。このヴェルモンド
での戦いで全勝中だよ。んー、これは自信がついたね。」
???「オゥ、イエス!強いね!そこのおまわりさん!」
部屋奥の高台に立つ緑の影…
ラックス「…んー、あれは下級幹部の二葉だね。」
グラーダ「なんか弱そうな人だね。」
彼女は高台からラックスを睨みつけながら、こう言い放った
二葉「おうおう、私はこの城の完成を待ち望んでいる訳ですわ。
んだぎゃ、お前、この城の完成を遅らす様な
ことしよるやろ?この城は将来、私のものに
なるさかいになぁ。わしは邪魔者であるお前達を
排除せなあかんって訳だぎゃ!」
ラックス「んー、ソンの次は君が相手かい?…んー、OK。
戦闘の準備はできてるよ。さぁ、来い。(かまえる
二葉「あー、ちょっと待って。私、勝てません、あなたに、…たぶん。
だから、まずあなたを弱らしてから、私が
直接戦いましょうという訳です。」
ラックス「んー、"弱らしてから"…?」
スコッ!
勢いのない快音ともに、部屋端の花壇から細いツタがにょきにょき。
スコッ!
さらにもう一本。そして…
にょろ!
部屋中央の大花壇、そこから巨大な花がにょきにょき。
グラーダ「お、これは召喚術だね。」
二葉「うん、召喚術。まさにそれ。…さて、アンダーバル!
その橙髪の子をやっつけちゃって!」
巨大な植物は大口を開き、こう返事した
アンダーバル「はい。」
ラックス「んー、次の相手は巨大植物"アンダーバル"…。
なんか強そう…。んー、こりゃきつい戦闘になりそうだよ。」
サポートページへ移動する。