二葉「はい、やっぱり負けました。
   私ごときで勝てる相手じゃ無かったようですね。」


ラックス「んー、楽勝だね。鼻くそほじりながらでも
     勝てる勝負だったね。(耳くそをほじる


二葉「わしはまた強くなって帰ってくるぞよ。…では、また会う日まで。」

 二葉は城から飛び降り、その場から消えた



グラーダ「よぉーし、イタズラ再開だね。この城を
     ぶっ壊しちゃおうよ。」

ラックス「んー、もうぶっ壊す必要もなさそうだよ。
     ほら、周りを見てよ。」


 その場の床にはたくさん亀裂ができ、ところどころが
 欠けて崩れている…。

 ソン、アンダーバル、二葉。先ほどの3連戦により、
 フィールドがボロボロになってしまったという訳だ…。


ラックス「んー、これくらいボロボロだったらもう工事も進めれないね。
     …んー、僕達もここから逃げたほうがいいかもよ。
     この城、だんだん傾いてきてる。…もうじき崩れるよ。」

グラーダ「オッス!ではさっそく逃げましょうか兄貴ぃ!!」


 グラーダは早々と城から飛び降りた。

 そしてそれに続き、ラックスも城から飛び降りた。


----------------- 大運河の河部 --------------------
※同所にいる人物【ラックス・グラーダ】※


 ラックス達が飛び降りた地点は城の頂上付近、
 地上から70mくらいの高所だ。

 …もちろん、ラックス達は飛び降りる間際、
 どのあたりに着地しようかなどは全く考えていなった。




 …モシッ!

グラーダ「ふぅ、見事な着地。」


 まずはグラーダが着地。そして…


 …ノシッ!

ラックス「んー、華麗な着地。」


 ラックスも着地成功。そして彼は周りを見渡した。
 …すると彼に安堵の表情が。どうやらたまたま
 着地したこの場所は、彼にとって何か都合が良い場所だったらしい。


ラックス「んー、グラーダ。僕達は運がいいね。
     見てよ目の前に流れる大運河を。…実はこの運河、
     ラインハルの廃浄水場に直結しているのさ。
     つまり、この運河に流されてゆけば、楽に
     目的地である廃浄水場にたどり着けるという訳さ。」

グラーダ「おおー。マジで!?なんというこったぁ!
     めちゃめちゃ楽だね!まさにナイスな運河だね!」


ラックス「んー、これはラッキーだね。…ほいっと。」

 まずはラックスが運河に着水。それに続きグラーダも。


グラーダ「全速前進!いざ、廃浄水場へ!」


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BGM:TAM Music Factory
曲名:moonless night