ラックス「んー、グラーダ、来たよ。ついに来たよ。
この大きい青い扉を抜けると"大洗浄室"さ。
これは下水道から運ばれてきた大量の水に
下ごしらえ的な洗浄措置を施す部屋だよ。
んー、都合の良い事に、この部屋は下水道と
直結している構造になっていてね…」
グラーダ「んで、その大洗浄室から下水道に侵入しましょうって事だね。」
ラックス「んー、物分かりが良い。その通り。さぁ、迷いは無い、全速前進。」
ラックスは目の前の青い扉に手をかけた。
そしてグラーダは、早く開けてと言わんばかりの
わくわくした表情でラックスを見ている。
ガチャ…
彼は扉を開け、入室。
そして部屋内を見渡す。
そして驚く。
…なんじゃこりゃあ、彼はそう思ったに違いない。
グラーダ「なんという奇抜な部屋…。壁一面がピンク色だよ。」
ラックス「んー、おかしい。何かがおかしい。どうなってんだぁ?」
ピンク一色の部屋。そしてそこにはピンク色の機械がぐいんぐいんとフル稼動。
あらまぁ、これはひどい。本来、錆びた壁につつまれていたこの大洗浄室は、
何者かの手によってピンク一色の奇妙な部屋へと変貌をとげた様です。
???「ふふ、私の研究室へようこそ…。もしかして…見学会ですか?」
桃髪の女が機械の陰から顔を出す。そして、彼女はこう続けた
シスター「どうも…、ラックス君。どうしてあなたがラインハルに
来ているのかな…?今頃、陣と共にヴェルモンドで
悪魔城兵士と掃討戦でもやっているかと思ったのに…。」
グラーダ「マコレフス=シスター…、久々の登場だね。」
ラックス「んー、まさかこんな所でシスターの登場とは予想外。
君こそどうしてここにいるんだい?」
シスター「作業です…。」
彼女は近くにあった機械に手をそえた
シスター「ゴスペノレ復活の際にでた大量のガラクタ…、
…一見無駄に見えるその鉄の塊は、実は私に
とっては喉から手が出るほど欲しい逸品でね…。
その逸品が手の入った(←中スト16参照)今、
さっそく私はそれに関する"ある作業"をしている訳で…。」
ラックス「んー、説明ありがとう。やけに説明口調だったから
分かりやすかったよ。んー、ちょっとこれは危険な香りがするね。
んー、君の言う"ある作業"…、それ、危険な香りマックスな響きだね。
で、いったい何の作業をしている訳で?」
シスター「あぅん、それは言えなぁいでぇす。
さてさて…、どうせ今から陣とかに連絡するんでしょ…?
ラインハルでこっそり悪行してる奴がいますよー、って…。
…そんな事、させないデス。(かまえる
ラックス「んー、別にそんなチクリはするつもりじゃないよ?
それにしても、君、ここからどいてくれなさそうだね。
このままじゃザトシ救出が遅れてしまう…。
んー、選択肢は一つだけ。今ここで君を倒し、
この場を強行突破するしかないようだね。(かまえる
グラーダ(…ふと思ったんだけど、シスターって強いのかな?
なんかジョーカーに守ってもらってる感じがして
たいして強くはなさそうな印象…。)
シスター「ひねり潰しましょう…。私、けっこう強いよ…?」
半笑いの表情を浮かべながら、彼女はラックスをじろじろと見た
そしてラックスは、にやにやした表情で彼女を睨み返した
ラックス「んー、楽勝オーラがしてならないね。
だって僕、ヴェルモンドでの戦いで全勝だもん。
…挨拶は終了だね。いざ、覚悟の時なり!」
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