水道施設に向かい、川の流れにのっている陣たち。

グラーダ「けっこう長い道のりだね、水道施設まで。」
陣「後もう少しで着くぞ。……む!?」

 彼は異変に気づいた


陣「グラーダ!陸に上がれ!」

 そう言うと彼はそそくさと陸に上がり、
 グラーダを川からひっぱり出し陸まで運んだ


グラーダ「イタタ…、手荒い対応だなぁ。いきなりどうしたの?」
陣「とにかく川の水面を見ろ…。」
グラーダ「…水面を?」

 彼は川に目をやった。
 死んだ魚が水面にぷかぷか浮かんでいる…。これは何事か…


陣「…ひどい水質汚濁だな。この死に浮かぶ魚を見ての通り、
  この川は毒素でおかされている。
  …しかもこの毒、水道施設に近づくほど、より濃度が
  高くなっている…。」

グラーダ「という事は、水道施設が毒の発生源と言った感じ?
     …倉庫から有害な物質とかが漏れ出したとか、
     いろいろ原因が考えれるね…。」

陣「…いや、水道施設の衛生管理は完璧…、液漏れなどの
  事故が原因であるはずがない。
  …水道施設で何者かがイタズラをしているのであろうな…。」

グラーダ「この水質汚濁は人為的って事だね。あぁ怖い怖い。」

陣「…仕方が無い。ここからは徒歩で水道施設に向かうぞ…。」
 (国民の命である水を汚すとはふざけたマネを…!
  犯人をいち早く見つけ、絶対に逮捕だ…!)


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BGM:VGMusic
曲名:Flying Saucer(Eek! The Cat)