陣「…この建物、どこかで見たことがあるような…。」

 目的地であるビルの近くについた彼ら4人。

グラーダ「あ、僕もなんだか心当たりがあるかも。
     このビル、ラインハルあたりで見覚えがあるよ。」


 目の前の建物を眺める4人。
 …するとその時


 にょわ!

 ビルを眺める4人の視界をさえぎるように、巨大な木が
 彼らの目の前にむくむくと生えてきた。

ラックス「んー、…この木は一体…?」


???「この地から、立ち去れ…。」

 大木に風穴が開き、そこから変なロボットが登場。


セルジウッド「…俺、セルジウッド。…シスター様に、
       言われた、邪魔者の掃除をヨロシクって。
       …だから、俺、戦う。」

ザトシ「あん?もしかしてラノシザーとかの仲間か?」

セルジウッド「確かに、同属だが、完全に、そうも、言い切れない。
       なぜなら、ラノシザー様たちは、"主要ロボット"。
       俺は、ただの、格下ロボット。ただの隊員に、すぎない。
       格の違い、ある。だから、ラノシザー様と、俺を、
       一緒にするのは、ラノシザー様に、失礼。」

グラーダ「君はシスターの部下の中でも弱いほうって事だね。
     …で、どうして僕達がこの地に入る事を拒むの?」

セルジウッド「その理由、分からない。俺、従うだけ、シスター様に。
       俺、シスター様の、命令を、実行している、だけ。
       …だから、お前らを、この地から、追い出す。」

陣「シスターに、この地には誰も入れるなとでも言われているのか…?
  …ふん、これは戦わなければいけないようだな…。」
グラーダ「戦うと言っても、さすがに4対1じゃ相手に悪いし、
     ここは誰か一人がこのロボットさんと戦闘するってのはどう?」

ザトシ「よし、ならば俺がいこう!…来い、セルジウッド。俺が相手だ。」

セルジウッド「目標デリートタイムは、20秒。…いざ、勝負。」


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BGM:VGMusic
曲名:Crash IV(ロックマンゼロ4)