※同所にいる人物【ザトシ・陣・ラックス・グラーダ・セルジウッド】※
セルジウッド「…シスター様、申し訳ありません。
俺の、実力では、こいつら、倒せない。
あきらかな、力の差あり。…俺、負ける。」
ザトシ「さっすがラノシザー以下のレベルのロボットだ。
めちゃめちゃ弱いな、お前。」
セルジウッド「っく、一時退散です…。」
セルジウッドの体が細かな木くずに変化し、地面に埋まっていった。
陣「ザトシ、ご苦労。やはりお前は強いな…。」
ラックス「んー、みんな、思い出したよ、あのビルが何かを。
…あれはオフィサル本部に間違いないね。ボロボロに
なっちゃって原形をほとんどとどめてないけど、
あのビルは間違いなくオフィサル本部だよ。」
グラーダ「オフィサル本部がある…、という事はここはラインハルだね。
…僕達がいるこの地点は、どうやらラインハルだったって事だね。」
ザトシ「うひゃあ、この壊れきった町がラインハルの一部だと言うのか。
…ヴェルモンドで問題が起こっているというのに、
ここラインハルでも何か問題が起こっているご様子だな。」
陣「…よし、今から別行動をとらないか…?」
ラックス「んー?別行動?」
陣「…うむ、"ヴェルモンド内乱を処理する2人"と
"ラインハルの現状解明のためここに残る2人"に分けよう、
…と、言いたいわけだ。」
ザトシ「んまぁ反対はしないな。グラーダはどう思う?」
グラーダ「別にかまわないよ。」
ラックス「んー、僕も反対はしないよー。」
陣「ならば決まりだな…。よし、ザトシ、ついて来てくれ…。
今から俺と一緒にヴェルモンドに向かうぞ…。
…ラックスとグラーダの2人はここに残り、
この荒れ果てたラインハルの現状解明を頼む…。」
ラックス&グラーダ「了解!」
陣「…まずは国境を越えるぞ。…ザトシ、ついて来い。(走り出す
ザトシ「おう!(陣を追いかける
--------------- そして… ---------------
※同所にいる人物【ザトシ・陣】※
陣を追いかけるザトシ、気がつくと彼は見知らぬ地に立っていた。
ちなみにここはヴェルモンドとラインハルの国境に位置する山のふもと。
陣の後について行った結果、こんな場所に来てもうたといった感じの場面です。
陣「到着だ。…この山を越えるとヴェルモンドに着く。」
ザトシ「この山を越えれば戦地ヴェルモンドに…。さぁ、全速前進だ。」
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