ザトシ「伯爵家の支配区にしては、やけに悪魔城兵士の
    数が少ないぜ。みんな休憩中なのかな?」

???「ここを警備するのは僕らサモン様の部下のみでOK。
    ザコ兵士を配置してもあんまり意味は成さないからね!」

 すると、ザトシめがけて火炎弾が飛んできたのであります。

ザトシ「この声はもしかして…!(火弾を避ける

???「…やはり君は伯爵家の永遠の厄介者だね。
    この地はサモン様のもの!サモン様のために君をここから追い出す!!」

 んでんで、声の主が空から降りてきたのであります。


ザトシ「…ギガグラーダ、やはりお前か。」
ギガグラーダ「さぁ、勝負だ!次こそ君に勝ってみせる!」


???「ギガグラーダ、あなたではザトシをしとめる事は不可能。
    ここは私が彼の相手をしましょう。」

 向かい合う2人に近づく青い生物。会話に割り込んできた
 謎の怪物は、浮遊しながらギガグラーダに対しそう言い放ったのであります。

 気合いMAXのギガグラーダ。その挑発の言葉は、
 確かに彼の耳にはいったのであります。

ギガグラーダ「…僕では不可能?僕では、ザトシを倒せないって?」

???「ザトシはサモン様でも対処に手こずるという強者。
    あなた程度のレベルで勝利をおさめれる相手ではない、という事です!」

 すると、彼はギガグラーダめがけて水の波動を発射。
 押し寄せる巨大水球にギガグラーダは吹き飛ばされてしまい、
 エリア外に放り出されてしまったのです。


ザトシ「…で、だれお前?」

ギガカイオール「私はギガカイオールという者です。
        上級幹部最強のサモン様の部下という、
        最高の名誉をもつカイオールです。
        あなたを排除しに来ました。以後お見知りおきを。」

ザトシ「サモンの部下かぁ。んまぁたいして強くはなさそうだな。
    …すぐに勝負が終わりそうだ、来い来い。」

ギガカイオール「壮大な水のイリュージョンで流し潰してしまいましょう。
        …サモン様のために、あなたを殺す。」


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BGM:VGMusic
曲名:Crash IV(ロックマンゼロ4)