ザトシ「周りに見える風景がゴツゴツ岩場から
　　　　ボロボロ都市に変わってきたぞ…。
　　　　ってことは、山を越えきってラインハルに着いたって事だな。」

　ラインハルへの到着を確認したザトシ。
　彼はポケットの中から、陣が落としていったあの紙を再び取り出した。

ザトシ「…ふーん、ラインハル地下まではそう遠くは無いぜ。
　　　　んーと、会議が開かれる前に到着しなきゃいけねぇ
　　　　って事は、後２日までには地下に到着してりゃいいんだな。
　　　　…あ、そうだ！（何か思いつく

　　　　この２日間という長い制限時間の合間に、まだここに
　　　　いるであろうグラーダとラックスを探そう！
　　　　あいつらに早く言わないとな、"ここにいるのは危険だ"って。
　　　　そしてその２人をヴェルモンドに帰らす、これでＯＫだな。」

　グラーダとラックスを早くこの危険な地から離れさせましょう、
　彼はそう考えたのであります。

ザトシ「制限時間は２日間…、早くラックスとグラーダを
　　　　ヴェルモンドに帰してあげないとな…！」

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