ザトシ「さっきから妙な威圧感を感じる…。
もしかして、ダンジョン攻略時のお約束である
"ボス戦"が近くなってきたという事か?」
さきほどから感じる妙な威圧感。奥に進むにつれて、
それは徐々に色濃くなっていき、心に重くのしかかって
くるのであります。
ザトシ「ラインハル地下の奥に向かうにしたがい重くなる
妙なオーラ…。こりゃあ一体なんなんだ?」
?「…ふん、待ちくたびれたぞ…。
俺の愛剣ゼットサーベルは緑閃を輝かせ
お前の到来を待っていた…。
さぁ、剣を抜けザトシ。勝負を始めるぞ…!」
あたりをつつむ橙色の光。するとエリア奥から
紅髪の少年がこちらに歩み寄ってきた。
陣「…お前の目的は把握済み。ラインハル国民の
安全を考慮しないデューヲ討伐計画についての
不服を申しに来た…という感じか?」
ザトシ「おう、その通りだ。ラインハルの要人にだけ
しっかりした避難所を作っておいて、
国民はデューヲもろとも空に打ち上げ…、
俺はこれに納得ができないぜ。」
陣「ふん、実にお前らしい考え方だ…。ただただ甘い考え
とした言いようが無い。
…ラインハル政府にはむかうお前は、俺の敵だ…。
お前が完全に敵ポジションについた事により、
これで心おきなくお前を切り捨てることができる…!」
陣はふところからサーベルを取り出した、こりゃあ戦闘モードだね
ザトシ「これは完全にやる気だな。
お前と対峙する時が来るとは思いもよらん展開…!(かまえる
陣「俺の剣舞とお前の拳舞…、それは天地揺るがす衝突…!
龍神の護りにひれ伏すがいい!!覚悟!!」
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