※同所にいる人物※
【ザトシ・陣・シスター・ジョーカー・デューヲ】
デューヲの生命反応のするところまで到着したザトシ達。
陣「…ふん、無駄にでかい図体だな。」
ザトシ「こ、こいつがデューヲってやつ!?
なんとご立派なお体…ゴスペノレ並みの大きさだぜ。」
シスター「…?」
デューヲの肩に乗っているシスター。
彼女はその場にザトシと陣がいる事に気づいたのであります。
ジョーカー「おやおや、お久しぶりですねぇ。」
ザトシ「お前らか?デューヲを暴走させたのは。」
陣「…シスターの右手に何か怪しい機械が
見えるな…。もしかしてあれがコトの元凶か…?」
シスター「相変わらずいい勘してるね、その通り…。
…これは"デューヲ心操器"って言ってね、
デューヲを好き勝手に操れる機械なんでーす。」
ジョーカー「そもそもこれはグランファドが若い頃に開発した物。
惑星侵略など宇宙規模の犯罪にしか裁きを加えない
デューヲに、何とかして地球で起こる小中規模の
犯罪も裁いてもらおうとして考え創った機械です。
まぁ最終的には彼、"もし悪人に利用されたら危険だ"と
思いそのデューヲ心操器を処分しようと決心したんですけどね。
デューヲを自由に操れる機械が悪の手に渡ったら
恐ろしい惨事になることは見え見えですからねぇ…。
…そしてその時の彼はちょうどゴスペノレ封印(中スト12参照)の
真っ最中。それに乗じ、ゴスペノレを弱体化させるために使うガラクタに
そのデューヲ心操器を使い、キレイに処分したという訳です。」
陣「…ふん、長ゼリフご苦労様だ。ところで、その処分されたはずの
デューヲ心操器をどうして貴様らが持っている…?」
シスター「…答えは簡単、ゴスペノレの体に含まれていた不純物の塊から
そのお目当てのデューヲ心操器を取り出しただけよ…。
復元作業が大変だったけどなんとかゲットしたべ、よかよか。」
ザトシ「おっと、陣。いつまでも無駄話は続けてられねぇぜ。
デューヲの早期討伐が俺達の目標、さっさとこいつを
倒しちまおうぜ。」
陣「…うむ、そうだな。(サーベルを取り出す
シスター「あら、デューヲを倒す?…なかなか面白いこと
ぬかすじゃん…。」
それを聞いたデューヲさん。彼の重い口が開きます
デューヲ「我を倒す…?正義である我を敵対するのか…。
…つまり、お前は"悪"ということか。」
ザトシ「まぁ悪なのはどっちだろうな。たとえ心を操られての
行動とはいえ、お前の方が完全な悪だと思うぜ。」
デューヲ「お前から感知される大量の悪…。いいだろう、
少しばかりお前の力を試させてもらうぞ…。」
すると彼の目からスポットライトのような放射状の光が。
その光はザトシと陣を明るく照らすのであります
陣「…っく、まぶし過ぎて前が全く見えん…。」
ザトシ「目くらましか?なんだこりゃ?」
その光があまりにもきつく自分らを照射するもんなんで彼ら、
目を開けることができなかったんですわな
---------- そして… ----------
※同所にいる人物【ザトシ・陣】※
ザトシ「ふぅ、やっと光がおさまったか。これで
やっと目を開けれるぜ。…って、あれ?」
陣「…なんだここは?」
彼らが目を開けると、そこには見知らぬ空間が
広がっていたのであります。
すると聞こえるはデューヲの声…
デューヲ「ここは我が創りだした電脳世界…。
さぁ、進むがいい。待ち受ける試練に耐え、
電脳の奥で待つ我に顔を見せよ…。」
陣「…ふん、俺達は電脳世界に強制送還されたという事か…。」
ザトシ「へへ、面倒な演出してくれるじゃねえかおい。
…まぁいいぜ。電脳奥に早く着いて、お前の顔面に
ものっそいキックをかましてやるぜ!」
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