ザトシDS「やっぱり本物にぁかなわなかったぜ…!
いい勝負だったぜ…、へへへ(黒煙となり消える
陣DS「…ふん、もう何も言うまい。しずかに散るとしよう…(黒煙となり消える。
両者、心の闇を撃破したようで
ザトシ「へへ!ダークソウルつってもたいした事はないんだな!
驚きの弱さ!楽勝だぜ!!
…あれ?陣、お前はえらくお疲れの表情だな。」
陣「…俺のダークソウル、かなりの強さだった…。
ふん、予想以上の手傷を負ったぞ…。(軽くよろめく
二人の戦闘を見守っていたデューヲさん。
彼はお疲れモードの陣に対し、こう告げた
デューヲ「陣と言ったな…。そもそもダークソウルとは
心の闇が大きいほど強くなるもの…、
つまり陣、お前の心には多くの闇が
巣食っているということだ…。」
陣「…ふん、どうりでザトシのDSと俺のDSでは
相当な力の差があったのか…。」
ザトシ「おうおう、デューヲさんよ、俺らはクリアしたぜ、試練を?
自分の悪の心を見事に葬ったぜ?
…さぁ、次はお前をぶっ飛ばす番だな。」
デューヲ「いいだろう、うけてたつ。
…デューヲ、バトルフォーム!」
雄雄しく声を上げる彼、すると彼の頭に2本の角が生えた!
デューヲ「…我は破壊を使命とし生まれてきた。
相手が正義であろうと悪であろうとかまわない。
プログラムに従い、我はお前たちをデリートする。」
陣("相手が正義であろうと悪であろうとかまわない"、か…。
ふん、シスターの持つ変な機械のせいでそうとう
回路がおかしくなってしまったようだな…。)
ザトシ「…この様子じゃ陣は戦えそうにないな。
仕方がねぇ、俺で一人で戦うしかなさそうだな!
来い!デューヲ!ちょっくらデリートさせてもらうぜ!!」
-------- その頃… --------
※同所の人物【シスター・ジョーカー】※
電脳世界にいるザトシ達の様子をモニターしていた彼ら。
シスター「…ザトシ対デューヲかぁ。ねぇ、ジョーカー、
これもドリームウィノレス同様の結果だと思う。」
ジョーカー「デューヲが負ける、という事でしょうか。」
シスターはうなずき、こう続けた
シスター「うん、デューヲが負けると思うよ…。
…こんだけ悪役を務めてるとだんだん
分かってくるの、どちらが勝つかが。」
ジョーカー「シスター様、これまで起こったザトシに
対しての連敗にちょっと自信をなくしているのでは?
…自信をもってください。デューヲは勝ちます。」
シスター「…もう捨てましょう、デューヲへの頼りは。
世を支配する方法なんていくらでもあるわ、
今回の"デューヲを利用した文明破壊"以外にも
いっぱいあると思うの…。」
ジョーカー「現代の"欲にあふれた人間中心の文明"を"無欲で従順な
ロボット中心の文明"にかきかえる…。(中スト9参照)
これがシスター様の目的ですよね。あなたは偉大な
導き手です、こんなすばらしい目標をもとに世界を
変えようとしているのですから。
…自信をお持ちください、シスター様。
平和な世界を創れるのは、あなたしかいません。」
シスター「デューヲの力を借り文明をリセットした後、
私の理想郷を築き上げるというこの計画は失敗だね。
またしてもザトシに邪魔されちゃった…。」
ジョーカー「シスター様…。」
(私の励ましも聞こうとしない、しかもまだ勝敗が
決まっていないのにデューヲの敗北を確信する始末…。
…まずいですね。だんだん私の理想とするシスター様では
なくなってきています…。もっと強めないと…。
もっと彼女を悪に染まらせないと…。
これでは、私の"願い"は果たせない…!)
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