----------- 電脳世界 ------------
※同所にいる人物【ザトシ・陣】※

 デューヲをデリートしたザトシ。創造主のデリートにより、
 電脳世界は崩れ始めた。

ザトシ「まぁ本当にデリートしてよかったのかと思うけどな。
    彼、宇宙を守る正義の味方なんだろ?」

陣「…安心しろ。デューヲは残骸データとなっただけだ。
  いずれ再生し、また宇宙の治安維持に復帰するだろう…。」

ザトシ「へぇー、そりゃ良かったぜ!良い終わり方だ!えがったえがった!」

 突然、真っ白なフラッシュがあたりをつつんだ。どうやら、
 電脳世界が完全に崩壊したようで。

 もちろんそこにいる二人は強制的に現実世界に引き戻されます。


-----------ヴェルモンド 城下町------------
※同所にいる人物【ザトシ】※

ザトシ「…ん?ここは城下町か?ふぅ、良かったぜ。
    見知らぬ地に飛ばされたらえらい事になってたもんな。」

 目を覚ました彼。気がつけばヴェルモンド城下町のど真ん中

ザトシ「それにしてもなんだか穏やかな雰囲気だぜ。
    かつての戦地の面影はもう無いな。…もしかして、
    伯爵家に完全に乗っ取られて、もう戦乱は収まったとか?」

 独り言をたれるザトシ。そこで彼、ある事を思い立ったんですな

ザトシ「…そうだ、グラーダと合流しなきゃな!俺の勘によると、
    奴は今この近くにいるはずだぜ。
    俺の勘を信じて…全速前進だ!!」

 最初の課題はグラちゃん捜し。有言実行、彼は全速で前進し始めた

-----------ザトシのいる地点から200m先-------------
※同所にいる人物【グラーダ・???】※

グラーダ「あ!君は上級幹部の…。」

???「…ふん、こんな所で会いまみえるとは…、実に奇遇だな。
    む、貴様一人だけか…。ザトシはどうした?」


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