しばらく進んでいく内に、陣の足音が
 砂を踏むジャリジャリ音から岩を踏むコツコツ音に。

 どうやらいま彼が歩いているのは岩石地帯のようで

陣「…ようやく到着だな。ここは物資輸送トンネルの入り口を
  守る砦として造られた岩山…、
  ここをひと越えさえすれば目的地に到着というわけだ…。」

 彼はふところからサーベルを取り出し、刃の状態をチェック。

 武器の点検を終えた彼は、
 愛剣ゼットサーベルを手に岩山を駆けあがり始めた


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