物資輸送トンネルの入り口に立つ陣。
 トンネル内から流れてくる冷たい空気に、
 彼はちょっとした疑問をおぼえました

陣「…機械フル稼働でいつもむしあついトンネル内から
  冷気がもれている…。
  ふん、これは不吉なオーラを感じるな…。」

 いやな予感をいだきつつ、彼は入り口をくぐった


陣「…!」

 彼を歓迎したのは無数の氷塊。
 まるで物資の輸送を邪魔するかのような配置で、
 氷塊がそこらへんで山積みになっています

陣「氷の壁があちらこちらに…。
  …いったいだれがこんな迷惑なイタズラを…。
  まずはこの氷塊をひとつずつ片付け、トンネルを
  輸送機関としての本来の姿に戻してやるか…。」

 その時、彼にやどる主人公の勘がはたらいた。

 "奥にいるボスキャラを倒せば、これらの氷塊はたちまち
  消滅しはじめるに違いない"、彼はそう思った


陣「…ふん、すばらしい結論をはじきだしたな。
  ちまちま破壊していくより、ボスを倒し一斉撤去のほう
  が効率がよい…。
  っふ、やっと俺にも主人公の勘が舞い降りるようになったか。」

 主人公ポジションに定着してきたなぁ、
 そう思いながら彼はエリア奥へと足を運んでいった


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