第一エネルギー管理区からいったん出て、セットマグマの
 指定した場所までせっせと向かっている4人。

 歩き始めてから1分後、ラックスがこんなことを言い始めたのですな

ラックス「んー、まぁまいどおなじみの事だけど…
     別行動とらないかい?
     んー、4人まとめてひとつの事をするって
     効率に問題ありだよね。」
グラーダ「もう恒例化になってきたね、別行動。
     でも僕はいやだよ。僕はザトシにくっついとくよ。」

陣「…良い提案だ。よし、俺はいったん集団から
  離れ、シスターのいそうな場所を手当たりしだい
  調べにいってくる。
  …何か発見があれば連絡をよこしてくれ。」

 陣はそそくさとその場をあとに。
 これで人数は3人となった

ラックス「んー、僕も単独でシスター捜しといくよ。
     何かいいネタがあったら連絡ヨロシクね。」

 そして人数はザトシとグラーダの2人に

ザトシ「よし、残った俺らは引き続き目的地へ向かうぜ。」
グラーダ「だね。今は全速で前進する時代だし、進むしかないよね。」

------------ そのころ… --------------
※同所の人物【ジョーカー・シスター】※

 セットマグマの予想通り、ジョーカーたちは本拠地を移していましたとさ。

 ジョーカーの申し出により、彼らはヴェルモンドに設置されてあった
 本拠地から引越しし、闇の瘴気が届かない場所まで移動していた

シスター「ジョーカーから引越しをさそうなんて珍しいね。…どうして?」
ジョーカー「いえいえ、私なりの気づかいというものでしょうか。
      シスター様、たしかデューヲとザトシの対決の時くらい
      から自分への自信を失いかけていますよね。
      そこでかるい気分転換をはかるためにこう拠点の引越しを…。
      まぁこれからも頑張りましょうという感じですね。
      それ以外理由なんてございませんよ。(←大嘘)」

シスター「紳士的な気づかいだね…。
     …あ、そういえば。」

 そして彼女は何かを思い出したかのような表情をみせた

シスター「…ちょっと外出してくる。引越し前の拠点に
     忘れ物しちゃってね、それを取りに行ってくるから…。」
ジョーカー「ちょっとお待ちを。」

 彼女が向かおうとしている"引越し前の拠点"は、ラインハル跡近く
 という闇の瘴気が濃い場所に位置する建物。
 もちろんジョーカーは彼女の外出に止めにかかります

ジョーカー「私におまかせを。かわりに取りにいきましょう。」
シスター「あ、ありがとう…。じゃあお言葉に甘えます。」

 ジョーカーが向かうとしている"引越し前の拠点"、
 ちなみにこれはザトシ達の目的地でもあります。

 ジョーカー、ザトシ、グラーダ、彼ら3人は全く同じ
 場所に向かおうとしているわけですな


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BGM:VGMusic
曲名:Blade's Home(ライズ・オブ・ザ・ドラゴン)