※同所の人物【ザトシ・グラーダ】※
廊下を歩いている2人。
しばらく進むうちに、彼らの視界に背の高い男性らしき人影が
ザトシ「お、だれかいるぜ。」
グラーダ「うーん、暗くてよく見えないね。…誰だろう?」
???「私の感じた悪い予感、見事に当たりましたね。」
2人にうつった謎の人影は、ゆっくりと歩み寄ります
ジョーカー「偶然な出会いですね。どんな用件でここに?」
暗い廊下に現れた人影、その正体はジョーカーだったんですな
ザトシ「おう、お久だぜ。そういやセットマグマっていう男が
お前んとこのシスターさん助けようと頑張ってるぜ。」
(シスターはどこにいるっつっても答えてくれる可能性0だし、
ここはあえてその質問はよしとくか…。)
ジョーカー「シスター様の熱烈なファンですか?その男。
まぁシスター様を何から助けようしているのか全く不明ですね。」
ザトシ(またまた~、分かってるくせに~。お前からだよ!
お前の魔の手からシスターを助けたいんだよ!)
グラーダ("熱烈なファン"…、確かにそういう感じもするかも。
正直セットマグマってあやしいオーラ放っているし、
純粋に人助けのためにシスターを救おうと活動
している様には見えないんだよね…。)
ジョーカー「実はシスター様、ザトシ一行への連敗が原因で
ちょっとしたうつ状態にはいっているのです。
…そこで私は思うのです、まず彼女から悪役としての自信を
失わせた原因を排除する必要があると。」
ザトシ「おいおい、いきなり戦闘フラグか?
いやー、ジョーカーと戦うなんて久々だぜ。」
ジョーカー「ふふ、あなたを排除するのにはもうひとり
役者が必要なのです。…いでよ、ルークナム。」
彼はお得意のテレポーテーションで、ルークナムを
その場に呼び出した
ルークナム「うぬ、やはり戦闘のときが来たか。」
ジョーカー「私の脚本では、ザトシの相手はルークナムが
つとめる事になっているのです。
…私の出番はもうちょっと後ですね。」
そしてジョーカーは黒煙となって姿を消した。
きっとテレポーテーションで本拠地まで帰ったのでしょう
ザトシ「なんかよく分からんが、ルークナムと戦わなきゃ
いけないようだな。」
グラーダ「うん、そうらしいね。まぁ戦わなきゃここを
通してくれなさそうだし、仕方ないね。」
ルークナム「貴殿を相手とするのは久しい事だな、ザトシよ。
…ジョーカー殿にかわり、私が貴殿の始末をつとめよう。」
ザトシ「おうおう、久しい事だぜまったく。さぁやろーぜ。
…その硬い装甲でさえ、俺のジャスティスキックの前では
コンニャクどうぜんの防御能力と化すぜ!いざ勝負!!」
グラーダ(それにしてもなんでジョーカーはルークナムを
ザトシの始末役として選んだんだろう…?
自分でちょくせつ相手した方が確実に
ザトシにダメージを与えれるのに…。)
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