まわりの風景を眺めながら森中を歩く陣、
上を向いたり下を向いたりしていたる所を鑑賞しています
森の風景をじっくり眺めるさなか、彼は木の枝に座る
妙な物体を発見したんですな
陣「…あの大木の枝に見える橙色の物体。
ふん、まさかアイツか…?」
???「っか!こんな寂れた森で偶然の出会い!
これも何かの縁かもな、ちょっと遊んでもらうぜー。」
陣の存在に気づいた橙色の彼。
彼はおおきく飛び、陣の前に着地した
陣「…ラノシザー、やはり貴様か。」
ラノシザー「よぅ。いやー、最近アレらしいぜ?
シスター様、なーんか元気が無いそうだな。
お前たち主人公どもがヨウシャなく
つっかかってくるもんだからシスター様、ここ最近
自分に自信を失いかけ始めているって話だぜ。」
陣「…たびかさなる連敗により心がゆらぎ始めたのか?
ふん、悪役としては非力すぎると今ごろ気づいたか。…遅すぎる。」
ラノシザー「っか!キツイこと言うじゃねーか。
やれやれ、ルークナムやアルデルバルは
住みやすいからか知んねぇが牢獄からなかなか
脱獄しようとしねぇ。今こそシスター様をみんなで
支えてあげなきゃいけねぇ時なのに何やってんだか。」
陣(なんか愚痴を語りはじめたぞ…。)
ラノシザー「…まぁほかの3体が働かなくとも、俺ひとりで
部下として当然の活動は続けるつもりだぜ。」
陣「…活動だと?」
ラノシザー「っかっかっか!戦い続けるのさ、お前ら主人公どもと。
シスター様の敵は俺の敵でもあるんだぜ?
俺は死ぬまで、お前らと戦い、お前らを困らせ、
お前らに抵抗するぜ!」
陣「…ふん、それが貴様の忠義の心か?…実にコッケイだな。
まぁ抵抗してみせろ…、無駄だとは思うが。」
ふところから取り出したサーベルがキラリと光る。
その緑の発光、ラノシザーの白銀のハサミにも
負けずおとらずの輝きです
ラノシザー「っかっか!大口たたくもんだな!
まぁ俺のオオバサミの脅威を体感してからも
同じ事が言えるかって話よ!…覚悟しな!」
サポートページへ移動する。