※同所の人物【ラックス・陣・正男】※
正男「ここ最近まで戦場から退いていていたせいか
ぜんぜん力が出ねぇな。
…ダメだ、完全に俺の負けだぜ。」
陣「…ふん、ザトシから聞いている通りの猛者だな。
現役を退いた今も、それほどの実力を保持しているとは
おどろきだ…。」
正男「ザトシから聞いている通り?
…もしかしてお前たち、ザトシの知り合いか?」
ラックス「んー、そういう感じだね。」
陣「その通り。…それがどうかしたか?」
正男「なっはっは、そうだったか!
んじゃ必要ねーわ、市民ライセンス。
ザトシの友達に悪い奴はいない、お前たちは間違いなくイイ奴さ。
ライセンス無しでも自由にここらへん歩いてもいいぜ。」
ラックス「んー、ありがとう。感謝するよ。
…そういやさ、んー。ちょっと気になったんだけど、
市民ライセンスの所持を確認するってことは
君、もしかして警察関係の仕事してたり?」
正男「違うぜ。実はここらには警察いなくてさー。
治安維持は住民どうしでかわりばんこに
やってるってわけよ。」
陣("警察がいない"…。どうやらここは自治体としては
発展途上の場所のようだな…。)
正男「いやー、悪者あつかいしちまったな。
…むふふ、どうだ?ここらいったいを案内してやるよ。
様子的にここに来るのは初めてだろ?
ここは俺が案内人として手腕を発揮しちゃうぜ。」
ラックス「んー、ここはどこかを知るためにも
彼の誘いにのっておくべきだね。」
陣(…そうだな。この土地の位置が分かれば、ヴェルモンドに
帰るための道もおのずと見えてくる…。)
正男「よし、まずは近くの町まで案内しようじゃないか。
さ、全速前進だぜ。」
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