※同所の人物【ザトシ・グラーダ・ナホルゾー】※

ナホルゾー「お前さんの実力はホンモノだがや。
      ほな、自分はこれで。(地中に逃げる

 自分の完敗をさとった彼は、穴をほって逃亡


ザトシ「このロボット、俺らが来る前からここで
    正男を捜していたのか。んーむ、なんか
    ここに正男はいないっぽいぜ。」
グラーダ「そうだね。別の場所をあたってみようよ。」

 …と、その時

ザトシ「んん?無線機が点滅しはじめたぜ。誰かから
    通信がきたのか?(無線機を手にとる


ザトシ「どーもどーも。誰?」
陣「…もし知っていたら教えてくれ。
  計画通り、セットマグマは招闇の塔で
  シスターの洗脳解除に成功したんだろうか…。
  そこの真否を問いたい。」

 無線機ごしに聞こえてきたのは陣の声

ザトシ「知ってるぜ。結果報告してやるよ。
    いやー、成功もなにもアイツ、シスターを
    洗脳して塔から逃亡しやがったんよ。
    …セットマグマの野郎、ジョーカーの洗脳が
    抜けきったシスターに、今度は自分の
    洗脳をかけたってワケだぜ。」
陣「洗脳!?…ふん、分かったぞ。だから
  あの悪どい出来事の関連ワードとしてシスターが
  出てきたわけか…。」
ザトシ「悪どい出来事?なんだそりゃ?」

陣「…どうやらセットマグマの部下のロボットたちは、
  正男の命を狙っているらしい。
  しかもそのロボットをつくったのはシスターという話だ…。
  …セットマグマは洗脳した彼女に、自分の部下となる
  ロボットをつくらせたという事か…。」

ザトシ「それってSMナンバーズの事だよな。
    でも作者がシスターということは初耳だぜ。
    …正男、心配だよな。はやく見つけて保護して
    やらなきゃいけないぜ。」

陣「…ふん、なにも心配する必要はない。いま正男と
  共に行動しているのだが…彼はけっこうな使い手だ、
  彼ならSMナンバーズが襲いかかってきても余裕で勝てる…。」

ザトシ「お、正男と同行してるってか?そりゃ安心だぜ!
    お前が仲間だったらそりゃもう百人力だもんな。
    …うーん、確かに冷静に考えると、別に心配する
    必要かもないかもな。俺もじっさいにSMナンバーズの
    一体と戦ってみたが、かなり弱かったぜ。
    あんな実力では正男の首はいただけねぇって話だぜ。」

 正男の安全を確信したザトシ。
 ついつい安堵の息がもれます

陣「…そういやザトシ。いまお前はどこにいる?
  今からラックスと共に、お前のもとに向かい合流
  しようと考えてるのだが…。」
ザトシ「う~ん、ヴェルモンド国内にいるぜ。
    今いる場所の地名が分からんからこれしか
    言いようがないぜ。…まぁ主人公の勘を
    つかったら俺の居場所も分かると思うぜ。」
陣「…了解した、勘をもとにお前の所に向かう。
  そこでしばらく待っといてくれ…。(無線をきる

--- そのころ ---
※同所の人物【ラックス・陣】※

 正男の家に泊まっているラックスと陣。
 ちなみにもう夜中なので、正男は寝ています

ラックス「んー、どうだい?ザトシ、なにか知ってた?」

 陣を無線をきったのを確認した彼、
 さっそく得た情報の有無をききます

陣「…興味深い情報を得たぞ、はじめから
  ザトシに聞いていた方が早かったな…。
  …ラックス。もう知りたい情報はすべてザトシから
  聞いたという事もあり、ここら一帯で情報収集する
  必要もなくなった…。この地にはもう用などない…。
  …ヴェルモンドに帰り、ザトシと合流するぞ。」
ラックス「んー、了解だね。…まぁとつぜん去ったら
     混乱を招いちゃうからね、置き手紙でもして
     からこの家を出ようよ。」

 向かうはザトシのもと。
 勘をもとに目的地まで向かいます


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BGM:VGMusic
曲名:Aquatic Ambiance(スーパードンキーコング)