※同所の人物【ラックス・陣】※
???「紅髪のため兄上に襲撃を喰らったのにもかかわらず
まだその髪をしているか。黒染めでもしたらどうか?
…もしかしてアレなのか。赤を身に着ける事の恐ろしさを
まだ理解していないのか?」
陣「…?」
自分に向けて発しているであろう声に振り向く彼。
ボディーにある純色の黄が眩しい巨体生物が目に映ります
???「セリアスボル…、俺の兄上。お前は彼を傷つけた、
そういう認識で間違いは無いか。」
陣「ああ、赤にケチをつけて襲い掛かり返り討ちに
あった哀れな奴か…。貴様ら赤狩りの弱さを体現する
とっておきの一例だったぞ。」
陣のセリアスボルとの戦いは辛勝(No.169参照)つまり
互角の勝負だったので"赤狩りの弱さを体現する"例とは
言えませんが、ここは話を盛って挑発の文言を叩きつける陣
???「なんだと?…それは失言だ、身を滅ぼす。
ただでさえ赤が視界に入り興奮状態の俺に、兄上の侮辱を
言ったらどうなるか。……自己防衛を望むのなら、言葉を選べ。」
陣「ふん、"どうなるか"…か。一体どうなるのだろうか。」
???「……。」
陣との少しの応酬により何かを悟った彼。
少しを間を置き、続けます
ラテックボル「なるほど、逃げの姿勢は一切無しか。
くっくっく、俺の名はラテックボル。
名を教えろ。…お前に興味がある。」
陣「名は陣。どうせ貴様は兄の復讐のため俺を呼び止めたのだろう。
…時間はある、相手になるぞ。」
(自分に恐れを抱かず果敢に立ち向かう闘志に
どこか興味が湧くのか。…まるで兄セリアスボルと
同じだな。)
ラテックボル「お前は、兄上の氷息に打ち勝った。しかし
俺の雷撃を退くことは出来るだろうか。
…試してやろう、この復讐心と共に。」
ラックス(んー、やっぱ赤狩りと接すのはよくないなぁ。
こんな感じで因縁つけられちゃうもんね。)
サポートページへ移動する。