中間ストーリー


-----------------悪魔城------------------

リッド「おいおい!郵便受けの中にこんなのが!」

 リッドは机の上に"脅迫状"と書かれた紙を置いた


サモン「…脅迫状だと?ちょっと見せてみろ…。」

シャーバ「何かのいたずらけぇー?」

サモン「ふむ、どうやら本物の様だな…。差し出し元は…
    む、PPP(プラネットスリー)だと?知らない組織だ…。」

リッド「で、内容を見てくれよ!こりゃ伯爵家の危機だぜ!」

サモン「どれどれ…。む、ソンが誘拐されたというのか…。
    "返して欲しければ伯爵家の幹部全員で我が本拠地へ
     引き取りに来い"…だと?…で、これのどこが
    伯爵家の危機だと言うんだ?」

シャーバ(全員でぇー?何か罠っぽいのが仕掛けられてる気がするけぇーの。)

リッド「"伯爵家の跡継ぎにできるのは、前の跡継ぎの子孫の
     男性のみ"じゃなかったのかよ!?"前の跡継ぎの
    子孫の男性"っていうとソンしかいねぇじゃんかよ!?
    このままソンを放って置くと、跡継ぎにできる人が
    いなくなって伯爵家そのものが途絶えちゃうぜ!?」

シャーバ「…けぇー?それだけの理由けぇー?」

サモン「…そんな古い決まりを守る必要があるのか?
    もしソンが死んでも、俺が跡継ぎになってやる…。」

シャーバ「おお、同感けぇーな。このままソンを見殺しにして、
     俺が跡継ぎになっちゃうってのもありけぇーな。」

サモン「…いや、俺が跡継ぎになり、伯爵家の頂点に立つ…。」


リッド「おい!お前ら助ける気なしかよ!?…俺は行くぜ。
    …よし、親切にも脅迫状の端にちゃんと本拠地へ行き道が
    記載されているぜ…!」

サモン「…ふん、真面目な奴だな。まぁ行ってくるがいい。
    だが、気をつけろ。…何か罠があるような気がする。」

リッド「まぁ俺も何か罠があると感づいているさ!…でも、
    ソンを救わなきゃ跡継ぎがいなくなっちゃうぜ!
    …よし、出発だ!」

 そして、リッドは悪魔城を飛び出していった

BGM:VGMusic
曲名:別館-”静かな狂気”(悪魔城ドラキュラ黙示録)