中間ストーリー
-------------- 岩石地帯 ---------------
※同所にいる人物※
【リッド・ルノン・シャーバ・クエイク・サモン・ザトシ・グラーダ・陣】
シャーバ「お、お前らはように来とったんけぇー?
俺が一番かと思ったんじゃけぇーの、残念けぇー。」
クエイク「はは、僕とシャーバはほぼ同時期に来たようだね。
…へぇ、こんな岩場が作戦会議の場所なのかい?」
サモン「…5人そろったか。さて、始めるぞ。」
ザトシとグラーダと陣は、その様子を岩陰から
こっそりと見ていた…
陣「…とうとう始まったか。」
グラーダ「さぁーて、僕は盗み聞きのプロだからね。
一言も聞き逃さないよ…!
ザトシ「っふ、気づかれないようにしないとな…!」
サモン「…さっそくだが、今回は2組のチームに分かれて、
ゴスペノレイガ捜索をしてもらうぞ。
…リッドとルノン。シャーバとクエイク。
この2組のチームに分かれて捜索活動をしろという事だ…。」
リッド「ふ、やっぱり作戦の主導権はお前なんだな。」
ルノン「うんうん、良い作戦だねー。
…ん?ところでサモン、あなたは何をする役目なの?
もしかして、何もしないというオチだったり…?」
サモン「…俺は"オフィサルの捜索隊を始末する"という役目だ。
あの科学警察の奴らもゴスペノレイガ捜索をしている様子だ、
邪魔者は徹底的に取り除かなければならん。」
シャーバ「…けぇー、オフィサルもゴスペノレイガを捜しとんけぇーな。」
クエイク「まぁ相手がいるのは良い事だよ。その分やる気が出るしね。
…オフィサルより早く見つけてやるぞー!」
サモン「…言い忘れていたが、捜索は主に兵士にやらせろ。
お前達は、それぞれのチーム用に置かれた捜査本部となる
悪魔砦でゆっくりと待機だ。…そしてゴスペノレイガの
目撃情報があり次第、出動し、全力で捕まえるという事だ…。
…後、行動は控え目に頼む。オフィサルも捜索活動をしているんでな、
警察相手に問題をおこしたら何かと厄介なことになる。」
リッド「おぉ、俺達幹部は捜査本部で待機か。」
サモン「もう言うべき事は全て言ったな…。よし、これを受け取れ。」
サモンは、4人に一枚ずつ紙を渡した。
サモン「この紙に、ヴェルモンド国内、ラインハル国内の全ての悪魔砦の
位置が記載さている…。お前達はこの紙を見て、自分のチームの
捜査本部となる悪魔砦へ向かうんだ、…良いな?」
リッド「OKだぜ。…さて、俺とルノンの悪魔砦は…」
ルノン「この灰色の星のマークの場所だねー。」
クエイク「僕とシャーバの悪魔砦は…」
シャーバ「この茶色の星のマークのところけぇーな。」
そのころ、この5人の様子を岩場に隠れて見ているザトシ達は…
陣「この話を聞いて、良い作戦を思いついた。…ちと聞いてくれ。
…ザトシ、グラーダ、今度はクエイクとシャーバを追え…、
俺はリッドとルノンを追う。…奴らを追うと、おのずと
捜査本部となる悪魔砦の位置が分かるだろう。
…そして、その悪魔砦につき次第、そこを襲撃し、悪魔砦の
捜査本部としての機能を無くさせる。…どうだ?」
ザトシ「お、また人の後をつけるのか。へへ、こりゃあ面白いぜ。」
グラーダ「それは名案だね。まさにナイス作戦。」
陣「…とにかく、サモンを除く4人は今からここを出発し、自分の
チームの捜査本部へ向かうだろう。…俺の言ったとおり、
ザトシとグラーダは、クエイクとシャーバを追うんだぞ…。
俺はリッドとルノンを追う。
…即時に思いついた作戦だが、これで奴らの捜査効率を
大幅に落とすことが可能だと俺はにらんでいる…。よろしく頼むぞ。」
ザトシ「よしOKだ。…おっと、クエイク達2人はそろそろ出発
しそうだな!…グラーダ!奴らを追うぜ!」
グラーダ「うん!」
陣(…さて、リッド達2人はもう自分達の悪魔砦へ出発したようだな…。
見失うわけにはいかん…、俺も急がないとな…!)
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BGM:
VGMusic
曲名:Zoo(Eek! The Cat)