※同所の人物【ザトシ・グラーダ・ルークナム】※
ルークナム「…ぬ、あいかわらずの攻撃の重さだ。
装甲の精進をおこたりすぎたか…。」
まだ勝負の行方はついていないが、互いの戦況を
見るにこのままいくとザトシの勝利になるのは明白
ザトシ(次の一手で決めれるか…?いざジャンプだぜ!)
彼はかまえ、ジャンプの準備を。
…と、その時
バチッ!
機械類の電源が落ちた時のような音とともに
部屋が真っ暗に。停電ですな
ジョーカー「ふふ、突然の停電に驚きましたか?
私たちが今いる本拠地は電気の供給をつかさどる施設なのでね、
局部的に電気供給をストップさせる事が可能なのです。」
スピーカー越しにジョーカーの声が聞こえる…
ザトシ(へぇ、シスター達の本拠地は"電気の供給をつかさどる施設"なんだな。
これは良いヒントだぜ。)
グラーダ「僕達のいるこの施設を停電させたんだね。いったい何のつもり?」
ジョーカー「お分かりになりませんか?この施設の扉はすべて電気が
動力である自動開閉ドアなのですよ。
そんな施設の電気供給をストップしたらどうなるか…。」
グラーダ「入れなくもなるし出れなくなくもなる、という事だね。」
ザトシ「な、なんだってー!?閉じ込められちゃったぜ!」
ジョーカー「ルークナム、電気供給のストップを完了させる
までの時間稼ぎとしてよく働いてくれました。
もう戻ってもいいですよ。」
ルークナム「了解。ではさっそく牢獄まで帰りたい。」
ジョーカー「わかりました。」
ジョーカーのテレポーテーションにより、
ルークナムは牢獄へと転送された。
そして同所の人物が、ザトシとグラーダのみに
グラーダ「ぬふふ、やっとこれの出番が来たね。」
彼は無線機らしきものを取り出した。
グラーダ「これはヴェルモンド内乱の時に陣からもらったものだよ。
緊急時の連絡用の無線機だね。」
ザトシ「お、これを使って陣に助けを求めよーぜ!ほれ、貸せい。」
グラーダ「うん、僕もそのつもりだよ。はいどうぞ。」
------------ そして… ---------
陣「…ふん、ちょうど暇してたところだ。かまわん、
今から助けに行くぞ…。」
事情を話し、助けを求めたザトシ。
彼の願いどおり陣は助けにきてくれるそうで
ザトシ「…あ、そうそう。最後にもうひとつ。
"シスター達の本拠地は電気の供給をつかさどる施設"、
セットマグマにそう伝えといてくれ。」
陣「了解だ。セットマグマにその情報を伝えるのは
ラックスにまかせるとしよう…。
…俺はすぐそちらに向かう、では切るぞ。」
ブツッ
ザトシ「よし、後は助けを待つだけだぜ。」
グラーダ「うん、ゆっくり待とうね。」
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BGM:
VGMusic
曲名:Blade's Home(ライズ・オブ・ザ・ドラゴン)