※同所の人物【ザトシ・グラーダ・サモン】※

サモン「…到着だ。」

 サモンについていくこと約30分、目的の地に着きました

ザトシ「これがセットマグマの夢に関する参考資料?
    …えらく立派だぜ。なんだこの神殿は。」

 目の前にそびえ立つ大きな神殿。
 どうやらこれがサモンの言う"参考資料"だそうで


サモン「…これは"赤の神殿"。
    正男によって成敗された者たち(普通正男に出てきたボス達)が
    眠っている神殿だ…。」
グラーダ「いわばセリアスボルとかそんなあたりが
     眠っているんだね。」
サモン「…その通り、まぁギギーグゥなどの一部の者は外に出て赤いものを
    襲っているが、正男に踏まれたたいがいの奴はこの神殿で
    冷凍保存されていて、戦いの時を待っている…。
    …セットマグマの目的はただひとつ。この神殿の封印の扉を開け、
    中で眠っているであろうジュニア様を復活させる…。
    これが彼のいだいている夢だ…。」

ザトシ「まぁジュニア様ってヤツの復活を望んでいるワケだな。
    …で、誰そいつ?俺は初耳だぜ。」
サモン「今は行方不明となっている男だ…。死亡説と生存説が
    とびかっているが、まぁ俺は死亡説を信じている…。
    …名はマコレフス=ジュニア。ファダッド様の子供、
    ビガブラザ様とシスターの弟、まぁそんな感じだろう…。
    彼が最高権力者だった頃はまさに伯爵家の全盛期。
    領土の略奪を繰り返し、伯爵家の権威を世に示した…。
    …すばらしい功績をきずいただけに、彼のシッソウを
    惜しむ者達は多い。…セットマグマもそのひとりだ。」

グラーダ(たしかジュニアの行方不明は2年前くらいの出来事
     と聞いているよ。ジュニアが最高権力者を降りてから、
     伯爵家の力はだんだん衰えていったんだよね。)

サモン「ふん、そろそろセットマグマはジュニア様復活に
    とりかかりはじめるだろう…。
    …ところでザトシ、今回もやはり邪魔にはいる気か?
    悪役セットマグマの行動にな…。」

ザトシ「いや、今回はお好きにどうぞって感じだぜ。
    別に人を困らせるようなコトじゃなさそうだし。」

サモン「…誰も困らないだと?ふん、だが貴様は困ると思うぞ…。
    セットマグマの考えるジュニア様復活の過程には、
    貴様がひどく困る項目がある…。」

ザトシ「?」

サモン「奴は復活したジュニア様にある"手みやげ"を
    ささげるつもりらしい…。
    …赤の神殿に向かいジュニア様復活を行なうのは
    その"手みやげ"入手後のつもりだとセットマグマは
    言っていた…。
    …まぁついでにいっておくと"手みやげ"とは
    "正男のミシルシ"だ。とても不吉なモノだな…。」
ザトシ「みしるし?なんだそりゃ?」

グラーダ「ザトシ、"みしるし"って首のことだよ!
     セットマグマ、正男の生首をジュニアに
     ささげようとしているんだよ!」

サモン「…その通り。いそがないと旧友の命が失われるぞ…。」

ザトシ「な、なんだってー!?」
サモン「…いちおう忠告はしておいた。
    これからどう動くかはお前次第だ。
    ふん、正男をしっかりまもってやるコトだな…。」

 そしてサモンは紫煙となり、その場から消えた


ザトシ「そうだな、しっかり守ってやらないと…。
    でも、肝心の居場所が分からないぜ。」

 お得意の主人公の勘をつかって正男の居場所の
 サーチを試みるも、なぜかうまくいかない

ザトシ「…うぬぬ。」
グラーダ「どこか候補地はないの?」

ザトシ「まぁあることはあるぜ。
    …とりあえずそこに向かってみるか。」

 彼が向かおうしているのはあの秘密の場所(No.10)。
 立ち止まるわけにはいかない彼ら、いざ全速前進です

BGM:VGMusic
曲名:Blade's Home(ライズ・オブ・ザ・ドラゴン)