エンディング

ヒロシ、今何時だ?

あと3分だ。もう少しで日が昇るぞ。

彼らは、日が昇るまで3分待つ事にした。

みんな、こんな俺のために本当にすまない。

まあいいじゃないか。おれたちここまで頑張ってきたんだぜ!!

あれ?あの石造・・・。

俺の親父、伊獄 マサキの墓だ。

親父は数年前ガンで倒れ、この世を去ったのさ。

・・・そうか。それで親父の最後の墓参りに来たわけだな・・。

ああ。

ようやく3分経ち、朝日が登り、武落路図たちを照らし始めた。

日の出だ。日が昇ってきたぞ!!

よし、ここで朝飯とするか。

何持ってきたんだ?ウィーリー。

俺が作った特性オニギリさ。

じゃあ具もお前が考えたのか?

ああ。中にはほぐしたサバと、かつおのたたきが入ってるぜ。

みんな、俺のために本当にありがとう!!

何泣いてんだよ、男らしくねえぜ。

よし、飯を食ったらこの山を下りるぞ。

おう!!

ようやく飯を食べ終え、マッハの親父に墓参りをした。

(親父、天国で一体何をやっているんだ?俺は仲間たちと一緒に走ったりしているぜ。)

(もし俺が死んで親父に会ったなら、天国で一緒にパイクで走ろうぜ!!)

(俺は仲間に会えて、とっても幸せさ。親父、俺もう行くな。一緒に日の出を見に行った頃も、忘れないぜ!!マッハ)

よし、野郎ども、俺についてきやがれ!!

武落路図たちは山を下り、新たな暴走生活をスタートした。

THE END