氷竜「う・・・なかなかやるな・・・お前らの勝ちだぞ。」
正男・ヒノ「やった!!」
正男とヒノはソウルフュージョンを解いた
氷竜「それでは鍵をやろう。」
ヒノ「サンキュー」
正男「で、魔物のお前が何故生き物を襲おうとしない?」
氷竜「はっはっは、実はこう見えても氷の精霊なんじゃよ。
氷の精霊でもあるが、鍵の守護者なのだ。鍵を善のものに託すためにな。」
ヒノ「なるほど。」
正男「それで、ここにいたのか。」
氷竜「これですっきりしただろう。頑張ってくれ。だがわしももうやることもなくなった。
世界が滅亡しようともわしは気にしないからな。はっはっは。」
氷竜「・・・ん?お前のもっているその槍はエレメントランスか?」
正男「そうだが・・・」
氷竜「ならば氷の力を授けよう・・・
確かに授けたぞ。」
正男「ありがとう。」
氷竜「はっはっは、いいことをするのはなんと気持ちいいのか。」
ヒノ「しかし、ミズ太達はどうしているか・・・」
一方―――
ミズ太「ここはどこ?」
心クリスタル「雷の精霊の丘だ。鍵はないが雷の精霊からクリスタルを貰いに来ただけだ。」
浩二「寄り道してもいいの?」
ミズ太「君の強化につながるから・・・いいんじゃないの?」
心クリスタル「さて・・・貴様の持っているそれは何だ?」
浩二「ん?いまそこで拾ったんだ。」
ミズ太「これは、本で読んだことがある。
曲刀エレメントムーン
これはさまざまな力をそのものにする曲刀。
闇の力を吸収したとき真の姿を現すと言われる・・・
・・・以上。」
浩二「自分はこんな代物を手に入れたのか・・・しっぽもきついし、これで行くか。」
心クリスタル「よし、行こうか。」
浩二・ミズ太「ウォッケィイ!!」