BGM:般若's MIDIの里
曲名:Fight on the Train
般若's MIDIの里

中間ストーリー16

グレイテンプルから防衛軍の援軍が向かっていた。
果たして基地奪回軍は、援軍が来るまで持ち堪えられるか!?

* * * * * * * * * * * * * * * *

~~旧防衛軍基地裏・第一戦線~~


龍飛「なかなか決着が付かない・・・」


ジャンキー「ペッ・・・(唾を吐く
     一筋縄ではいかない野郎だな・・・」


龍飛「前回の俺のセリフ覚えてたんだ
  懲りるぐらいの知能はあるんだww」


ジャンキー「シャラップ!(黙れ[命令文])
     If(もし)お前がこれ以上fight(戦闘[動])するなら
     俺はお前をkill(殺す[動])、quickly(早く[副])・・・」


龍飛「もはや訳分からねーよ
   しかもまたノレー○柴のネタ?ハァ?
      大麻乱用者のお前がやるとシケるだけだから。
   あれ?そう言えば○柴と大麻って一文字しか違わn(ry」


ジャンキー「テメェ、ナメトンノカ ゴ ル ァ !!」


龍飛「ウゼェ・・・そろそろ本気出して潰すか。」


ジャンキー「you(お前[代名])ごときにme(俺[代名、目的格])が負けるとでも・・・
     
     うぐっ・・・ギャ・・・」


龍飛「ん・・・?」


ジャンキー「あ゛・・・あそこに居る奴が・・・
     俺を睨んで来るゥ!ヒィィィィィッ!」


龍飛「人なんかいねーよw」


ジャンキー「ヒィッ!恐ろしい・・・早く・・・覚醒剤・・・」


龍飛「Flash-Backか!(夕力○シっぽく」


ジャンキー「Oh、myシャブ(覚醒剤)・・・myマリファナ(麻薬)・・・(ポケットからヤクを取り出す


     パクッ♪ゴクン♪


     ゲヘ・・・ゲヒャハハハハヒャヒャヒャヒャ(爆」


ジャンキーは爆笑しながら基地の方へ去っていった。


龍飛「何でアイツ十二使徒になれたんだ?
  それより真利夫少尉を援護しないと・・・」


* * * * * * * * * * * * * * * *

~~その頃の真利夫~~


ヘイト「貴様なかなかやるな・・・
   だが未だ俺には勝てない!」


真利夫「果たしてそれはどうかな?
   たった今ジャンキーが負けたようだ。次は貴様の番だなww」


ヘイト「奴なんざ元から頼りにはしていない。
   しかも俺とジャンキーでは格が違うww
   だからお前はこの雷杖の餌食となるのだ!!」


真利夫「文が繋がってないぞww
   まあ所詮はジャスティスだったかww」


ヘイト「永遠に黙らせてやる。
   デス・サンダー・・・」


龍飛「青爪・飛龍斬!!」


ヘイト「おっと(避ける」


真利夫「いいところに来てくれたな、少尉。」


龍飛「早く倒してしまいましょう。
  さて、ヘイト・・・貴様は圧倒的に不利だぞ。」


ヘイト「雑魚が二人かww
   貴様等ごときで俺に勝てるとは思わないね。」


真利夫「残念だなヘイトww俺達は雑魚でもなければ・・・
   
   二人でもないww」


真利夫が斧を振りかざす。
すると辺りから、防衛軍兵士達が現れたではないか!!


ヘイト「何ッ!!」


レグルス大尉「よく私達が来ることが分かりましたな・・・」


現れたのはレグルスの中隊だった。


真利夫「さっき兵士が報告しに来たのだ。
   ・・・さて、仕上げに掛かるかw
   ヘイトを取り囲め!」


兵士達「おうっ!」


しかしヘイトは口元に薄ら笑いを浮かべていた。


ヘイト「あの手を使うのは今だな・・・ww」


ピッピッ・・・ピーーーー(何かのスイッチを押す音


真利夫「何をする気だ?」


何と、数分も経たない内に・・・
基地から大量の機械兵が現れたのだ。
そしてヘイトを囲っていた兵士達は前方の機械兵の迎撃で手一杯になってしまった。


ヘイト「せいぜい楽しみな。
   この機械軍の数は貴様等の軍の数倍だぞww」


そう言うとヘイトは機械兵の中に紛れて姿を晦ました。


レグルス大尉「正面衝突ではこちらが不利だ!」


真利夫少佐「仕方が無い。
     レグルス大尉、基地から撤退だ!」


レグルス大尉「イェス、サー。
      兵士達よ!無駄に戦わずに引き返せ!」


しかし機械軍の猛攻は勢いを増すばかり。
気がつくと真利夫・レグルス軍は数分前の状態の半分以下になっていた。


龍飛「駄目です!このままでは・・・」
 

レグルス大尉「全滅・・・か。」


真利夫「いや待て。この音は・・・」


なんという幸運であろうか。
こちらに向かって、数多い防衛軍の戦車や兵員輸送車が来た。
グレイテンプルからの援軍である。


援軍の中尉「真利夫少佐の軍を援護する!
     生存者を中心に円形防衛線を張れ!」


援軍の兵士達「イェス、サー!」


ズダダダダダダダ(銃声


真利夫「ふぅ・・・急死に一生を得たな。」


レグルス大尉「これで終わりではありません。
      逆に敵を殲滅してやりましょうww」


真利夫「よし。全軍総攻撃!」


兵士達「おーっ!!」


真利夫「さて俺も・・・むっ!?」


機械兵1「ヤツ(真利夫)ヲネラッテウテ!」


真利夫「チッ・・・(斧を構える」


???「兄さんの手は煩わせないぜ!
  喰らえ!ブライトネス・バースト!」


機械兵達「ピーピーッ、ガーーーーー(壊」


真利夫「その技は・・・正男か!
   よく来てくれた。」


龍飛(この人が正男・・・!!)


正男「兄さんもよく持ち堪えたな。
  ん?そこに居る人は・・・」


真利夫「ああ、こいつは
   北方でこの軍に加わった龍飛少尉だ。」



今、この地で・・・
二人の英雄、正男と龍飛は、運命的な出会いを果たした。



龍飛「貴方のご高名は兼ねてより伺っておりました。
  私は龍飛と申します。今後お見知り置きを。」


正男「高名だなんて・・・テレルナァ。
  そう言えば貴方は、確か北方で三賢神を破ったあの龍飛さんですか?」


龍飛「倒したなどとんでもない。買いかぶりすぎです。」


正男「三賢神を相手に戦うその勇気こそ素晴らしいですよ。
  ・・・お、メグも来たみたいだ。」


メグ「あれ、誰と話してるの?」


正男「この人は北方の勇者と呼ばれる龍飛さんだ。
  (龍飛の方を向く)・・・紹介しましょう。こいつはメグ。
  見た感じ普通の女の子だけど、炎属性の持ち主です。」


メグ「私もう20歳だよ。子供じゃないもん♪」


正男「威張る前に精神年齢をどうにかしようか」


メグ「うるさいっ!(怒」


龍飛「いやしかし、この軍には優秀な人材が多そうですな。」


正男「正義を好む人はみな素晴らしいですよ。」


真利夫「おい正男達!敵はほぼ壊滅状態だ。
   最後の攻撃を加えるぞ!」


正男「よぉし。俺の腕の見せ所だ!」


―――機械軍はすぐに劣勢となり・・・ほぼ壊滅した


レグルス大尉「打破したぞ!」


メグ「やったぁ!」


真利夫「見事だ!この調子で基地を取り戻すぞ!」


兵士達「おーっ!!」


正男「なかなかの腕前ですな・・・さすが北方の英雄。」


龍飛「まだ正男大尉の足元にも及びませんよ。」


真利夫「奴等の残存勢力は残り僅かだ。
   基地から出てくるのを待とう。」


こうして真利夫軍は勝利を収めた。
その頃、カルロス達の軍はまだ戦線で敵を防いでいた。

* * * * * * * * * * * * * * * *

~~防衛軍攻撃隊キャンプ・防衛戦線~~


ギルド「殺す・・・人間は一人残らず!」


カルロス「人間が居なければここにお前は居なかった。
    それにお前が生きてこれたのも支えてくれた人々が居たからだ。
    まだ気がつかないのか!」


ギルド「人間が居なければ
俺はこんな穢れた世界に生まれずにすんだ!」


カルロス「やめろ、馬鹿野郎・・・(銃を構える」


ギルド「生きる価値の無い奴を殺して何が悪い!」


カルロス「ふざけるな!ネイビー・ボルティクス・・・」


ギルド「死ね!(戟で突く」


キィィィィン!(青雷銃が弾かれる


カルロス「ぐっ・・・」


ギルド「これで終わりだww
   我が戟は・・・止められまい!」


その時・・・だった。


カルロス「・・・・・
    ん?車の走る音・・・もしや!」


カルロス軍の元にも援軍が来たのだ!!


ギルド「援軍だと!?卑屈な真似をしおって!」


カルロス「グッドタイミングだ!」


援軍の兵1「敵の陣形は崩れている!
     攻撃をかけるのは今だ!突撃!」


援軍の兵士達「おーっ!」


形勢は先ほどまでカルロス軍が少し不利だったが、
一瞬で逆転、機械軍が劣勢になった。


カルロス「(銃を拾う)よし、形勢逆転だ。」


ギルド「だが貴様を殺せばその大軍は烏合の衆と化す!
   死にやがれぇぇぇぇっ!(戟を構えて突進」


カルロス「しまった!」


???「少佐を殺す前に俺を殺してみろww
  ボルティクス・プラズマ!!」


ギルド「ぐっ!(避ける」


カルロス「お、ザトシ大尉・・・
    君も来たのか。心強いぞ。」


ザトシ「俺だけではありません。
   冷華、それにグレッグ大佐ご自身が同行しています。」


カルロス「大佐がか!?怪我は大丈夫なのか・・・?」


グレッグ「その心配は無い。左手を除いてほぼ完治だ。」


冷華「回復早すぎ・・・」


ザトシ「キ ニ シ ナ ー イ」


グレッグ「兵士達よ!ギルドを取り囲め!」


兵士達「おーっ!」


ギルド「チッ・・・旗色が悪くなったな。
   今回は許してやるか・・・」


そう言うとギルドは、
囲みの薄かったところを破り、基地の中に逃げた。


カルロス「逃がしちまったか・・・」


ザトシ「でも敵の軍はほぼ全滅。
   これを破るのは造作も無いでしょう。」


グレッグ「そうだな。奴等が出てくるのを待つか。」


カルロス「おっと忘れてた・・・
    大佐、向こうで紅鳳少尉がまだ十二使徒レッドと戦っています。
    すぐ援護しに行って来ますがよろしいでしょうか?」


グレッグ「あの紅鳳少尉ならレッドごときに負けるはずは無いだろうが・・・
    まあいい。ザトシと冷華に行かせよう。
    君はここに残って軍を指揮してくれ。」


カルロス「イェス、サー。」


グレッグ「では、二人は紅鳳の救援に向かえ!」


ザトシ&冷華「わかりました。」


グレッグ「万が一のときは頼んだぞ。」


こうして、元四天王である二人は、紅鳳の元へ行った。
そこで驚くべき真実を目の当たりにするとは知らず・・・


* * * * * * * * * * * * * * * *

~~ちょうどその頃の紅鳳~~


レッド「ハハハww死ぬがいいわ!」


紅鳳「誰が死ぬかよ。
  喋る前に掛かって来い、好敵手。」


レッド「言われなくても潰してやる!
   バーニング・・・」


ザトシ「君が紅鳳少尉か!援護しに来たぞ!」


紅鳳「おお、有難い!」


レッド「小癪なっ!まとめて滅ぼs・・・」


冷華「させない!フローズン・ブレード!」


バキッ(レッドの覆面にヒット


レッド「ギャッ・・・(顔を手で押さえる」


ザトシ「ナイスショットww」


冷華「弱い攻撃だから多分死にはしn・・・」


レッド「ハ・・・ハハハww俺は死なないぜ!
   ダークキャッスルでペトモンに襲われたときも死ななかったさww」


ザトシ「!?」


レッド「そこに居る貴様等二人は・・・
   ダークラギアスの四天王であったにもかかわらず
   馬鹿人間どもの味方をしている・・・
   雷鳴、それに冷華じゃないかww
   久しぶりだな・・・」


ザトシ「俺をその名で呼ぶのは四天王の奴しか居ない。
   ということは貴様は・・・」


冷華「え・・・ま、まさか!?」


レッド「クックックww
   今更・・・気がついたのか・・・」


彼の覆面は砕け、地に落ちた。
何ということだろう・・・
現れたのは、亡き者にされたはずのダークラギアス四天王の一人・・・







炎竜であった








ザトシ「・・・」


炎竜「驚いたかwこれが俺の真の姿だww」


冷華「でも・・・なんで?死んだはずじゃ・・・」


炎竜「ナイトメアの力を見くびるなよw
  奴は、死んでからあまり経っていない奴は
  復活させることができるのだ!」


ザトシ「θもそれで悪に・・・」


炎竜「俺を殺したのはペトモンだ。しかし
  ダークラギアスのような凶悪なペトモンを生み出したのは・・・人間だ。
  奴等のせいで俺はこんな体になってしまったのだ!
  俺は・・・俺の人生を変えてしまった人間に復讐をする!」


炎竜は片目を潰され、頭には血がこびり付いていた。
さらに殺されたときに肺が機能しにくくなったのであろうか、
マスクをつけていないとまともに呼吸すらできない体になっていた。


冷華「・・・」


炎竜「手始めに四天王であった貴様等二人を消すかww」


紅鳳「ケッ・・・自分勝手な野郎だな。
  貴様等のせいで同じような目にあっている奴が何千・・・いや何万といるんだ。
  そいつ等は誰を恨むか?・・・貴様だ!」


炎竜「貴様・・・邪魔をする気か?」


ザトシ「紅鳳少尉、炎竜は俺達が・・・」


紅鳳「住民の苦しみをわからせるには
  俺のような凡人が戦うのが一番いいのです。
  あなた方は周囲の敵を倒していてください。」


冷華「・・・分かったわ。」


ザトシ「任せたぞ。」


炎竜「さて、本当にこれでいいのか?
  貴様は絶対に死ぬぞww」


紅鳳「調子に乗るんじゃねぇ!
  己の恨みだけで人を殺すなど、許せないな!」


こうして・・・
紅鳳と、過去の四天王の一人、炎竜の戦いが幕を開けた!
決着や・・・いかに!?