正義忘れし旧友~vs迅雷ヘイト~
BGM:FUSION WORLD
曲名:黒き流星
ストーリー
~~ノーザンバレー~~
グレッグ「もうそろそろ谷を越えられるぞ!頑張れ!」
兵士達「ゼェゼェ・・・ゼェゼェ・・・」
カストル大尉「向こうに灯火が見えます・・・
村はもうすぐのようですな!」
グレッグ「よし。もう道は険しくないから全員で進むぞ!」
全員「おー!!」
その時・・・
フォン大尉「む、この音は!?」
ザトシ「・・・落石だ!!」
ガラガラガラガラ(崖の上から岩が降ってくる
冷華「うわぁぁぁぁっ!」
兵士達「ワーワー」
ザトシ「早く逃げるぞ!」
全員が逃げた後・・・
彼等が先ほど通った道は、完全に岩で埋まってしまった。
レグルス大尉「危なかったな・・・」
カストル大尉「この落石・・・不自然だぞ。
あたかも俺たちを狙っているかのように
岩が降ってきたじゃないか・・・」
グレッグ「つまりこれは人為的なものであると言うのか。
そうだとしたら、その崖の上に居るのは・・・」
フォン大尉「・・・十二使徒!」
???「その通りだ!」
ちょうどその時、崖からその声の主が飛び降りた。
冷華「!!」
ドシーン
ザトシ「・・・自殺か?」
ヘイト「ぐっ・・・うう・・・」
ザトシ「生きてたのか。
・・・ってかヘイト!お前かよ!」
ヘイト「お、そこに居るのはザトシか。
残念だが、ここに来たからには生かしておくわけには行かない。」
ザトシ「やる気か?(戟を構える」
ヘイト「無謀だww前方を見ろ!」
ギギギ・・・ガガガ・・・
グレッグ「・・・機械兵!感づかれたか!」
カストル大尉「兵士達!敵を迎撃せよ!」
兵士達「イェス・サー!」
こうして、村に着く前に戦いが始まってしまったのだ。
グレッグ「ザトシ!俺たちは機械軍をやる。
お前はヘイトを相手してくれ。」
ザトシ「言われなくてもそのつもりです!
さて、ヘイト!今日こそお前を倒s・・・
・・・いや、改心させてみせる。
元のジャスティスに戻ってくれ!」
ヘイト「それは無理だな、旧友よ!
俺は既に憎しみに身をゆだねた。
この後もずっと・・・ヘイトとして生きていくつもりだ。」
ザトシ「いや、お前の心にはまだ善心が残っているはずだ。
正義に立ち返れ!頼む!」
しかし、その願いがヘイトに聞き入れられることは無かった。
ヘイトはゆっくりと雷杖を構え・・・戦闘態勢に入った。
友と友はまた・・・戦わねばならなかった。