曲名：Survival game
＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ～ダークキャッスル･3F～ 佐々木｢なかなかやるな･･･｣ 龍飛｢お前に殺された北方の人々の恨みを晴らしてやる！ 青爪･飛竜斬！！｣ 佐々木｢そんなワンパターンな攻撃は通用しないと言った筈だｗ 風神円絶破！！｣ すると佐々木の周囲を風の防御壁が取り囲み、龍飛の攻撃を全て受け流した。 龍飛｢ﾁｯ･･･容易には倒せないか･･･｣ 佐々木｢今度はこちらから行こうかｗｗ 牙風神龍波！！｣ 龍飛｢そんな攻撃･･･防いでやる！｣ しかしそれが仇となったのである。 佐々木の放った攻撃は突如、速度を上げた。 まさに神速。それは見切ることすらできなかった。 剣を構える間もなく、龍飛は牙風神龍波をまともに喰らい、吹き飛ばされた。 佐々木｢ハッハッハｗｗ この技を喰らったら誰であろうと一溜まりも無くなるだろうよｗｗ ･･･なっ！？｣ 佐々木の言葉はすぐ覆された。 遠くのほうで、龍飛が起き上がったのである。 佐々木｢何ということだ･･･生きてやがったか！｣ その時･･･ 佐々木｢ん？ナイトメアからの通信だ。｣ ･････(会話中 佐々木｢確かにお前の言うとおり･･･ 奴を鳳凰とすれば龍飛なぞは一羽の鴨に過ぎんなｗ ･･･いよいよ鳳凰狩りかｗ｣ ﾋﾟｯ(通信が途絶える 佐々木｢ふぅ･･･倒せずして終わるとはな。｣ 龍飛｢よくもやったな貴様！｣ 佐々木｢五月蠅い野郎だ･･･牙風神龍波！！｣ 龍飛｢何っ！(避ける｣ その間に佐々木は逃走したようだ。 いるのは龍飛のみであった。 龍飛｢またも･･･逃げられたっ！！｣ 彼は悔しさのあまり、剣を落としてしまった。 龍飛(仕方がない、次こそ仕留めるか･･･ そういえば、二階でメグが戦ってたな。 助けに行くか･･･) ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ～その頃のメグ～ θ｢うおらぁぁぁぁぁぁ！！死にやがれカスがぁぁぁぁっ！！ カオス･フレイム･メテオ！！｣ メグ｢うっ･･･（避ける｣ θ｢避けるのがやっとかｗｗ ･･･いつまで耐えられるかな？ ファイナル･プロミネンス･ブロー！！｣ θの攻撃がメグを襲った！けし メグ｢キャァァァァァァ！｣ θ｢･･･ｗｗ｣ 煉獄神剣の神威も甲斐なく･･･ メグはθの手にかかり、あっけない最期を迎えた。 ･･･と思われたその時、 θは予想すらできなかったであろう事が起きたのだ。 θ｢･･･馬鹿なっ！！｣ メグ｢ありがと。これで新しい技が使えるよｗｗ ファイナル･プロミネンス･ブロー！！｣ 炎風がθを襲う･･･ 剣の守りもこの"必殺技"の前では無力であった。 θ｢ぐっ･･･がはぁ！！｣ メグ｢これが煉獄神剣の力。 炎の技を喰らうと･･･その技を記憶してくれるの。｣ θ｢ぐ･･･不覚だ。 己の必殺技を喰らい･･･敗北･･･しよう･･･と･･･は･･･｣ するとその時･･･ 技の影響により、θの脚に炎が燃え移った！！ メグ｢･･･｣ θ｢ｷﾞｬｧｧｧｧｧｯ！！ぐあぁぁぁぁぁぁぁ！！｣ すぐに炎はθの全身に燃え広がった。 θ｢うぉぉぉぉ･･･｣ メグ｢あんたが苦しむのを見たくない･･･ 今すぐ止めを刺してあげる。｣ しかし･･･ θは口元に薄ら笑いを浮かべていた。 θ｢いいや･･･俺は死なないぜ！！｣ メグ｢･･･！！｣ 気がつくと、彼女の後ろには不気味な男がいた。 ???｢θ、安心するがいいｗｗ｣ すると闇がθを包み込んだ。 ･･･なんと数秒の後、彼の体は元に戻っていた！！ θ｢ﾋｬｯﾊｧ！ナイスタイミングだ！｣ ???｢ところで･･･ θをここまで痛めつけたのは貴様か？(メグを睨む｣ メグ｢･･････｣ 彼女は恐怖のあまり声も出せずにいた。 彼は治安維持軍時代の上司である、あの男だったのだ。 ???｢かつては治安維持軍を裏切り、俺達の計画を台無しにした。 その上今度は俺の僕を殺そうとしおって･･･ その罪に相応しい苦しみを与えてやる！ ナイトメア･ジェイル！！｣ ｷｨｨｨｨｨｨﾝ メグ｢うっ･･･うわぁぁぁぁぁぁぁっ！！｣ ???｢θ、お前は指令47の通りに動け。 俺はこいつを･･･殺すｗｗ｣ θ｢了解ｗｗ｣ θは去った。 ???｢さて･･･もう少し効き目を強くするかなｗｗ｣ メグ｢いやっ！やめてぇぇぇぇぇぇっ！！(泣｣ ???｢裏切り者め。果てろ。｣ ｷｨｨｨｨｨｨﾝ メグ｢嫌ぁぁぁぁぁぁっ！！(泣｣ その時･･･ 龍飛｢貴様！｣ ???｢･･･(龍飛のほうを振り向く｣ メグ｢あっ･･･龍･･･飛･･･｣ 龍飛｢今すぐ助けてやる。｣ ???｢ハハハｗｗ もう遅い。こいつは死ぬ。｣ 龍飛｢黙れ･･･！｣ ところが･･･ 何を思ったか、???は暗黒魔法陣を解いた。 メグ｢･･･(気絶｣ 龍飛｢気絶したか･･･ ･･･ん？この技･･･まさか貴様は･･･！！｣ ???｢ああ。俺の名は･･･ナイトメア。｣ 龍飛｢ってことは貴様が十二使徒のボスか！ 許さねぇ･･･ここで叩き潰す！｣ ナイトメア｢いや、貴様にかまっている暇は無いのでねｗｗ 機械兵どもと遊んでなｗｗ｣ 彼は指を鳴らした。 すると前方から大量の機械兵が現れた！！ 龍飛｢ぐっ！！｣ 龍飛はナイトメアの姿を探したが、見当たらなかった･･･ 瞬間移動したのである。 龍飛｢畜生･･･！！｣ 機械兵｢ﾋﾞｰﾋﾞｰ､ｺﾛｽｺﾛｽ！｣ 龍飛｢奴は恐らく、正男の元に向かうのだろう･･･ 無念！こんな所で時間を食うとは！！｣ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ～～その頃のクリス～～ クリス｢元に戻ってよ･･･類似！｣ ハデス｢黙れ！キラーシャドー･ニードル！！｣ クリス｢シャイニング･ブラスト！！｣ クリスの攻撃はハデスの攻撃を全て打ち消した。 ハデス｢ﾁｯ。しぶといな･･･ ならばこれでどうだ？ ナイトメア･ジェイル！！｣ クリス｢その技はっ！･･･キャァァァァァ！！｣ ハデス｢これもナイトメアの技の一つだｗｗ まあお前は知っているだろうがな！｣ クリス｢やめて･･･やめ･･･うわぁぁぁぁぁぁっ(泣｣ ハデス｢･････｣ クリス｢うぅ･･･ねぇ･･･お願いだから･･･キャァァァァッ(泣｣ ハデス｢･････うっ！｣ やはり彼の心は･･･弱かった。 彼女が苦しむのを見る事ができなかったのである。 類似｢･････ごめんよ。｣ クリス｢･･･(魔方陣から解放される｣ 類似｢俺が悪かった･･･ナイトメアごときに洗脳されたこの俺が･･･｣ クリス｢やっぱり洗脳されてたのね･･･｣ 類似｢もういいんだ。戦う必要は無い･･･ また一緒に暮らそう。｣ クリス｢ええ･･･｣ クリスは喜びのあまり、ただ泣くことしかできなかった。 類似｢もう誰にも邪魔はさせないぞ･･･｣ その時･･･ ???｢やはり･･･堕ちたか！｣ 類似｢！！｣ 突如、その男は現れた。 暗黒の服を身にまとい、闇の刀を携えている。 さらにその眼光は、見るものを戦慄させる程のものであった。 まさに彼こそ･･･ナイトメアであった。けし クリス｢･････｣ ナイトメア｢愚者ハデス･･･貴様は十二使徒でありながら欲に負けたな。 そういう奴は･･･死ぬがいい。｣ 類似｢貴様･･･よくも俺を！！｣ ナイトメア｢五月蠅い奴だな･･･まあいい。 もう少し利用してやるｗｗ 目覚めよ･･･汝の闇！！｣ 類似｢うっ！！｣ クリス｢あっ･･･類似っ！｣ ハデス｢･･･ぐぉぉぉぉぉぉぉ！！｣ 彼の意思は再びナイトメアに支配されてしまった･･･ 類似はクリスの裏側に回り、彼女の喉に風剣の刃を当てた。 クリス｢うぅ･･･｣ ハデス｢ｾﾞｪ･･･ｾﾞｪ･･･｣ ナイトメア｢よし。従順な奴だｗｗ さて･･･早いとこそいつを殺れ。｣ ハデス｢･････｣ ナイトメア｢早くしろ。命令が聞けぬのか？｣ ハデスはなかなか、彼女を斬ることができなかった。 ナイトメア｢よし分かった。 俺が止めを刺す･･･無能な貴様もろとも！｣ その時だった･･･ 正男｢俺の弟に･･･手を出すな！ ゴッド･ライトニング･アサルト！！｣ ナイトメア｢･････(防ぐ 出たな、偽善者ｗｗ｣ クリス｢ま、正男っ！｣ 正男｢ハデスの繰り出した機械兵は全て倒した。 クリス、安心しろ。後は･･･ナイトメアを倒すだけだ！｣ ナイトメア｢貴様がその気ならば･･･｣ 彼はブレードを構えた。 ナイトメア｢殺さねばならんな！｣ 正男｢元から殺す気だったんだろうが･･･(剣を構える｣ ナイトメア｢最後に言っておく。 俺達はただ世の穢れを取り除くだけだ。 それを｢悪｣と決め付ける偽善思考の持ち主である貴様が 俺に勝つことは 不可能だ！ ｣ 正男｢いい加減に気づけ･･･世を穢したのは貴様だ！！｣ ナイトメア｢そう言うと思っていた･･･ やはり貴様は英雄の器に非ず！｣ 世の光を信ずる者、己の闇を信ずる者･･･ この二者が共に生きることはできなかった。 ゆえにこうして今･･･ 己の理念を突き通すための 両者の戦いが、幕を開けたのである･･･