BGM:SAEKI Toshimichi's
曲名:Noble Madness
SAEKI Toshimichi's

中間ストーリー7

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市街地にて・・・

龍飛「青爪・飛龍斬!」

中林「(受け流す)なんて奴だ・・・このような猛者が居たとは・・・」

龍飛「どうした!本気を出せ!」

中林「小癪な・・・ん?」

ピーピー(着信音

ピッ

中林「・・・お前らか」

牧山の声「中林、早く撤退しろ」

中林「貴様らは龍飛とか言う無名のものに負けたらしいなww
  今俺はそいつと戦っている。倒してからじゃ遅いか?」

佐々木の声「いや、武器を持った住民の集団がこっちに向かってきている。
     俺たち二人で防ぎきれるかも知れんが、
     相当時間がかかるだろう。お前も来い。」

中林「ルシファーがあるだろうが!ヴォケ!」

牧山の声「貴様が扉にロックかけたんだろうが!
    減らず口叩く前に早く来いやぁ!」

中林「サーセンww」

ピッ(切る

龍飛「逃げる気か?無理だな!
  降竜斬!(剣を振り下ろす」

中林「・・・貴様はまだ俺には勝てん!(剣を蹴り飛ばす)」

龍飛「ぐっ・・・」

中林「勝負はまた今度に預けよう。そのときがお前の命日となるだろう!」

中林はそういい捨て、どこかへ行ってしまった。

龍飛「逃げやがったな・・・」

和美「・・・あっ」

その時、向こうから武器を持った人々が走ってきた

???「あいつらは町を破壊した!なんとしても血祭りに挙げてやるぜ!」

龍飛「・・・お、紅鳳(こうほう)じゃないか。何をしている?」

紅鳳・・・龍飛の友人で、ともに武術を競い合ってきた仲だ。

紅鳳「決まってるじゃないか。
  お前には見えないのか?町を包む業火が!泣き叫び殺されていく住民が!
  全てこの町に侵入してきやがったあの三人のせいだ!
  必ずや、叩き潰してくれる!」

龍飛「その気持ちは分かるが、まだ人手不足だ。
  もう少し味方を増やしてから、再起を図ろうじゃないか。」

紅鳳「相変わらず冷静だな・・・分かった。そうするか。」

龍飛「とりあえず、隣の町に行って檄を飛ばすか。」

紅鳳「しかし上手くいくか・・・?」

龍飛「大丈夫だろう。皆、十二使徒を恐れている。
  この町を襲撃した3人もその仲間だろう。
  皆、彼らを憎んでいるが、恐れのほうが大きい。
  しかし彼らに立ち向かう軍を結成すれば、入る者が増えるはずだ。
  仲間が居ると、勇気が出るからな。」

和美「それもそうね。
  とりあえずこの町の生存者を助けてから、隣町に行こうよ。」

こうして、彼らは軍を作り、十二使徒に立ち向かう決意をした。

龍飛(さっきの牧山とか言う奴が、正男がどうたらこうたらとか言っていたな。
   相当な猛者なのだろう。仲間に加えたいものだ・・・)

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中林「武器を持った集団!?
  ぜんぜん来ねぇじゃねーか!馬鹿野郎!」

牧山「さては怖気づいたか・・・」

佐々木「ここにいても得は無い。帰還するか。」

中林「もう少し居とどまって完璧に破壊しようぜ。」

牧山「もう全部灰か瓦礫だ。壊すものなんてネーヨ。体力の無駄だ。」

中林「仕方ないなOTL」

佐々木「離陸準備完了。本部に帰還する!」

こうして、悪魔の戦艦は町を去った。

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その頃の正男達・・・


メグ「ふぁ~ここに来てからもう一日経つけど何もしてないよぉ。」

正男「゜∀。(暇人」

真利夫「・・・余裕は怠慢を生む。
   クリス、グレイテンプルに武器庫はあるか?」

クリス「え、あるけど・・・」

真利夫「そこで良い武器を探すぞ。
   何せグレイテンプルだから、凄いのがあるかもしれん。」

正男「俺も行こっと♪武器ないし。」

和差夫「僕もいつ襲われるか分からないから武器がほしい。」

ザトシ「俺のなんて棒だOTL」

グレッグ「俺のもだOTZ」

メグ「面倒くさいから全員で行こうよ。」

浩二「ソウダネ」


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グレイテンプル・武器庫・・・


正男「うわ~凄ぇ・・・ざっと1000・・・いや2000ぐらいあるな」

クリス「適当に持って行っていいよ。一人二つまでね」

正男「三三ヽ(゚∀゚)ノ」


~~浩二~~

浩二「僕は闇宝玉があるけど、増幅できるのは無いかな・・・
  あった。この腕輪を手首にはめるだけでいいんだな。
  ・・・お~力がみなぎってくる。これにしよう♪」


~~和差夫~~

和差夫「この短剣でいいや・・・ん?何か書いてある。
   何々・・・"無属性、兵士用短剣"
   ・・・兵士用・・・マアイイヤ」


~~グレッグ~~

グレッグ「蛇矛・・・水属性用か。
    俺にはぴったりだ。これにしよう。
    っていうか三○志っぽいけどいいのか?」


~~冷華~~

冷華「槍だけでもいいけど、氷の力を増幅できるのとかは無いかな・・・
  あ、あったあった。この腕輪を手首にはめるだけでいいのね。
  ・・・力がみなぎってくる。これにしよっと♪」

浩二(パクるなYO!!)


~~真利夫~~

真利夫「斧・・・前から使ってみたかったんだよな。
   この大斧でよかろう。ちょうどいい重さだ。
   しかし軽い武器も手元においておいたほうがいいな。
   前のハンマーも、一応持っておくか。」


~~カルロス~~

カルロス「強化銃弾・・・しかも力を増幅できるとw
    これを数パック頂こう♪
    ヘイトとギルドめ。今に見てろよww」


~~メグ~~

メグ「煉獄神剣だけでいいや。
  でもなんか寂しいから兵士用短剣も持っていこう。」


~~ザトシ~~

ザトシ「雷鳴戟・・・( ゜∀゜)bカックイー
   どこか三○志っぽくて( ゜∀゜)bグー
   ギルドっぽいな・・・( ゜д゜)ェー」


~~クリス~~

クリス「この増幅装置を使おうっと。
    腕輪をはめるだけでいいのね。」

浩二「二人もパクリやがった(怒」


~~正男~~

正男「・・・無いな。って言うか俺は何属性が残っているんだろう。
  おーいクリス、属性を見れる物何か無いか?」

クリス「あ、ここにある。今もって行くよ。」

正男「水晶球・・・( ゜д゜)ウソッポーイ」

クリス「ここに手を触れるだけよ。」

正男「ん?白くなったぞ。これは・・・」

クリス「・・・属性ね。」

正男「工工エエェェ( ゜д゜)ェェエエ工工」

クリス「じゃあこの"白光神剣"でどう?」

正男「オオォォォ!ナマエテヌキダケドカッコイー!これにしよう。」


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グレイテンプル・広間


真利夫「兵士たちよ、武器庫にある武器をとっていいぞ!」

兵士「ワーイワーイ(武器庫のほうへ走り出す」

正男「武器があってもやることが無いとなぁ」

カルロス「兵士の訓練でもするか。」

正男「俺は統率能力無い。」

カルロス「とりあえず現在の最新情報を確認・・・
    おっ、クリスタルマウンテンでナイトメアの目撃情報が入ったぞ!」

正男「またとない機会だ!奴を潰しにかかるぞ!」

カルロス「その他、θ、ハデスなども・・・」

クリス(ハデス・・・類似・・・)

真利夫「お、こっちにも・・・
   元防衛軍基地を四魔将とギルド、ヘイトが占領・・・これは知っているが
   市民を虐殺し、死傷者は一日で1000人に及ぶ・・・
   これは放っては置けないな。」

グレッグ「ここはまた二手に分けて出陣したほうが良かろう。」

ナイトメア攻撃組
・正男
・浩二
・メグ

旧防衛軍基地奪回組
・真利夫
・カルロス

グレッグ「そのほかの者はグレイテンプルの守りを固める。
    現在、ここに居る兵士は約50名。
    これらは全てここの守備に回す。異存は無いか?」

クリス「待って!私もナイトメア攻撃組に・・・」

グレッグ「・・・しかし向こうには類似が居る。
    お前だと取り逃がすかもしれない。」

クリス「必ず類似を改心させて見せるわ!
   お願いっ!グレッグ大佐!」

グレッグ「・・・分かった。そこまで言うならば許そう。
    だが類似は今完全にナイトメアの味方だ。
    味方にならないなら・・・敵として見ろ。」

クリス「・・・」

グレッグ「今や一刻の猶予もならない。
    こうしている間にも虐殺は行われている!
    即刻出陣せよ!」

カルロス「了解。」

正男「健闘を祈る。」

真利夫「奴らを討ち取るまでは戻ってこないぞ。」

浩二「兄さんも頑張ってね。」


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グレイテンプル・屋上

正男「ヘリに武器を大量に詰め込め!」

メグ「どうして?」

正男「向こうで住民たちに檄を飛ばし、戦力に加える。」

浩二「兄さん珍しく頭がいい」

正男「いつもだろww」

浩二「・・・それ本気で言ってる?」

正男「なんだとぅ?」

アハハハハハ・・・

真利夫「成る程な。こっちも正男の方針で行くか。」

カルロス「そうしないと無理だろ。向こうには機械がたくさん居る。」

真利夫「武器をつめ終わったら出発だ。」


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一時間後・・・


グレッグ「健闘を祈るぞ!お前たちに人々の運命はかかっている!」

正男「プレッシャーかけるなよ。そんなこと言われなくても分かってるさ。」

カルロス「正男の言うとおりだ。基地を奪われた屈辱、晴らしてくれる!」

グレッグ「その心意気だ。出発せよ!」

正男達はヘリに乗り込んだ。

正男「離陸!」

カルロス「発進!」

ババババババババ(軍用ヘリ2台が飛び去る

グレッグ「・・・さて、敵が来るまで兵士に訓練でもさせるか。」


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グレイテンプル・広間


グレッグ「基地残留組は・・・」

ザトシ「(|||゜д゜)」

冷華「(|||゜д゜)」

和差夫「(|||゜д゜)」

和差夫以外(お前戦力になんねーよ)

グレッグ「(|||゜д゜)オレモダッタ」

ザトシ「まあ、やることはいろいろあるんじゃないか?
   兵士50人は少なすぎる。新たに募集しよう。」

グレッグ「そうだな・・・」


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その頃のナイトメア


ナイトメア「遂に見つけたぞ・・・これさえあれば俺の前に敵は無い!」

ハデス(類似)「どうした?」

ナイトメア「この闇水晶は、人間を生贄に捧げることで
     闇の力を蓄えることができる。
     これさえあれば闇の力を存分に使えるぞww
     もちろん洗脳もできる。
     これからは強い人間は洗脳し、弱い奴は生贄に捧ぐぞ。」

ハデス「それは素晴らしいなww」

θ「ナイトメア!新情報だ。
 正男がこちらに向かってくるらしいぞ!」

ナイトメア「正男・・・かww
     奴を洗脳したいものだww」


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意志を固め、悪魔の使徒を打ち破らんとする者・・・
強大な力を手に入れし者・・・

運命はどう動くのだろうか
邪が滅ぶか、否か
それを知るのは、悠長な時の流れと
未来の彼らのみである。