新たなる戦士達

BGM:Y.W's Music Materials
曲名:Dimension transfer - euro mix -
www.yw-works.com

ストーリー

ザトシ達3人が戦っていた頃・・・

~~~グレイテンプル・広間~~~

和差夫「和差夫でーす♪
     出番がなくて暇だ・・・OTL」
兵士1「あの三人が食い止めてくれてるからな。」
兵士達「ソウダソウダヤルコトナーイヤルコトナーイ」

その時だった・・・

???「黙れっ!」
兵士達「Σ(OдO )ビクッ」
和差夫(誰だ・・・?コンナヒトイタッケ?)

兵士1「誰だ君は?」
???「俺はつい三日前に入隊した、ハルバート軍曹と言う者だ。」
兵士2「何っ!?入って三日で軍曹にまで・・・」
兵士達「敬礼!」

ハルバート「そんなことはどうでもいい。
      それよりお前たちはなぜ戦おうとしないのだ。」
兵士達「ダッテマダメイレイガデテナイシマモリハカタメナイト・・・」
ハルバート「弱気なものだ・・・これでは負けるのも無理は無い。」
兵士3「貴様今何と言った!
    守備の仕事を・・・弱気だと!?
    もう我慢ならん!この若輩め!減らず口を叩きおって!」
ハルバート「考えてもみろ。
      このような場所で守りを固めるのは無駄ではないか?」
兵士3「何・・・?」
ハルバート「ここはただの広間。守るべきものは無い。
      さらに、入り口が四方にある。
      この全てから敵が入り込んできたら、お前たちは袋の鼠になる。」
兵士3「・・・」
ハルバート「それに俺は正式に軍曹に任命された。
      上官に対して減らず口を叩いているのは貴様のほうだ!」
兵士3「・・・」

兵士2「ではどうすればいいのですか軍曹殿?」
ハルバート「簡単なこと。敵が攻め入ってくる前に・・・
      こちらが攻めに回ればいいことだ。」
兵士1「攻め・・・でもこの人数では多勢に無勢です。」
ハルバート「大丈夫だ。
      ついさっき、志願兵200名を連れてきた。
      出でよ志願兵達!」
志願兵達「おーっ」

兵士1「凄い・・・これは頼りになるぞ!
    よし、攻めましょう軍曹殿!」
ハルバート「いや、兵士200人をここに残せ。
      俺と残り50人で攻める。」
兵士1「え・・・どうしてですか?」

ハルバート「この広間の天井には、非常用通路がある。
      天井から鎖で吊り下げられ、壁に沿って作られた橋だ。
      かなりの面積があり、安定しているため、同時に200人は余裕で渡ることができる。
      しかも、橋だから簡単に下を・・・
      この広間を見下ろすことができる」
兵士2「広間を・・・見下ろす・・・」
兵士4「成る程!これなら成功しそうだ!」
兵士5「確かにこれなら上にいるほうが有利だな。」


ハルバート「皆分かったようなので今ここで作戦を伝える。
      敵が来たら、四方の入り口を全て閉じ、
      高所から一斉射撃せよ。」



兵士1「分かりました!私たちはここに残ります!」
兵士2「逆に敵を袋の鼠にしてやりましょうww」
ハルバート「よろしい。では俺についてくる者は挙手!」
兵士6「おう!」
兵士7「私も参ります!」

およそ50人が手を上げた。
さらに・・・

和差夫「はいっ!」
ハルバート「お・・・しかし君はまだ・・・」
和差夫「大丈夫です!
     僕だってザトシさん達と互角に戦いました! 
     それに、ここで戦えば実戦経験も増える・・・
     どうか、お願いします!(デバンガホシインダ!オネガイダ!)」
ハルバート「・・・分かった。だがあまり無理はするなよ。」
和差夫「ありがとうございます!ワーイワーイ」
ハルバート(無邪気なものだ・・・
       こんな子供も戦いに巻き込まれるなんて・・・やりきれないな。)

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グレイテンプル・裏通路

ハルバート「確かここだったな・・・お、あったぞ。裏通路だ。」
和差夫(え、そんな所に通路が・・・知らなかったOTL)
ハルバート「裏通路だから敵はそれほどいないだろう。
      それを蹴破り、敵の裏側に回って退路を断とう。」
兵士達「おーっ!」
ハルバート「先陣を切って進むのは俺と・・・」
和差夫「僕が行きます!」
ハルバート「危険だぞ・・・それでもか?」
和差夫「大丈夫です!」
ハルバート「・・・」
和差夫「お願いです!」
ハルバート「(俺がいるし、まあ大丈夫だろう・・・断るのはかわいそうだ。)
      分かった。ただし、決して無理はするな。危険なときは俺を呼べ。」
和差夫「分かりました!(*^∀^)b」
ハルバート「では、作戦開始だ。突撃!」