BGM:Extra Ocean
曲名:業払
Extra Ocean

中間ストーリー13

憎しみは人間を変える・・・
ギルドの変貌を目の当たりにし、カルロスは驚愕した。

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~~旧防衛軍基地内部~~


ギルド「殺す・・・!(戟を構える」


カルロス「させるかよ・・・
    属性攻撃・青雷魔弾~砕~!」


攻撃は見事ギルドの戟に命中したが、逆に戟によって粉砕されてしまった


ギルド「無駄だ・・・殺す・・・」


カルロス「くそっ・・・」


ギルド「う゛らぁぁぁぁぁぁ!(突進する」


その姿は見る者を戦慄させるほどの恐ろしさだった。


カルロス「ぐ・・・(怯む
    ・・・来いっ!(銃を構えなおす」


ギルド「死ねっ!(戟を突き出す」


カルロス「俺の必殺技を喰らわせてやる・・・
    
    ネイビー・ジャスティス・サンダーボルト!」


ギルド「打ち砕いて・・・くれるわ!(戟の刃で防ぐ」


カルロス「・・・」


ギルドの戟とカルロスの巨大な雷光弾が互いに押し合う形となった。


ギルド「粉砕・・・粉砕してくれる!
   うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


カルロス「何ッ!?押し返されてきている・・・」


ギルド「これで・・・俺の勝ちだ!」


そう言い終わらぬうちに・・・
カルロスの最終必殺技は、跳ね返された。


カルロス「そんな・・・馬鹿なっ!」


ギルド「さて・・・もう貴様に・・・勝ち目は無いぞww」


カルロス「おのれ・・・」


ギルド「貴様・・・を・・・殺・・・・・・s」


しかし、ギルドは続きを言うことができなかった。
覚醒で力を使い過ぎ疲労したためか、
その場に倒れたのだ。


カルロス「どうしたんだ・・・?力の使いすぎか?
    まあいい。これはチャンスだ・・・」


カルロスはギルドに銃を向けた。
その時・・・


スティーヴ「ブルー・ファントム・マジック!」


カルロス「うっ!(避ける
    不意打ちとは卑怯な・・・ん・・・しまった!」


カルロスは悔しさのあまり、青雷銃を地面に叩きつけた。(壊れないのか?
彼の前には既に、誰も居なかったのである。


カルロス「逃げやがった・・・」


その時、機械を倒していた紅鳳が戻ってきた


紅鳳「どうしたのですか?」


カルロス「済まない・・・逃がしてしまった。」


紅鳳「・・・まあこれが最後のチャンスではありません。
  次を狙えばいいでしょう。」


カルロス「それもそうだが・・・申し訳が立たないな。」


悔しさを噛み締めながら、彼らは一旦自分達のキャンプに戻った。
その同時刻、ナイトメア・ウィザードの機械兵は大損害を受け、退却した。


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~~防衛軍攻撃隊・本部テント~~


カルロス「とりあえず今日の戦況を報告してもらおう。
    まずは敵機械打破数と、こちらの損害についてだ。
    500人を率いる中隊長3名。報告してくれ。」


フォン大尉「報告!
     我が第一中隊500名は、正面の敵およそ1600を打破!
     死者はおよそ50名です・・・報告終了!」


レグルス大尉「我が隊の戦局は思わしくありません・・・
      サンフェリアマウンテン山麓の敵を攻めていましたが、
      敵は高所に潜伏していた為、こちらは100名の兵士を失いました・・・
      打破した機械は約400台。以上です・・・」


カストル大尉「東部戦線での我が軍の損害は約60名。
      しかし敵機械およそ2100を打破しました!」


管理人「・・・お前ら誰やねん!」


大尉達「お前が登場させたんだろうが!」


紅鳳「オイ・・・;;」


カルロス「管理人どっから沸いて出たんだYO!
    まあいい。報告はそれだけだな?
    ならば作戦を言い渡す。
    敵は今大損害を受けている。しかし・・・
    攻めるな。」


カストル大尉「何ですと!?絶好のチャンスなのに・・・」


カルロス「今までこの1500名(真利夫軍を除く)の少数勢は、
    敵を挟撃することで何とか損害を与えることができた。
    だが今攻め、敵に挟撃されたらどうなる?
    ・・・敵は今回のことに懲りたはず。故に守備を固めることと思われる。
    それが俺の考えだ。分かったら退出し、兵士達に伝えろ。」


大尉達「イェス・サー。(退出」


カルロス「さて紅鳳少尉・・・君はこの戦いで素晴らしい戦いぶりを見せてくれた。
    この戦いが終わったら、昇進させてやろう。」


紅鳳「もったいないお言葉・・・
  では私も退出します。(退出」


辺りにに静寂が戻る。


カルロス(・・・これで敵はしばらくは襲撃してこないだろう。
    だがまた基地に閉じこもった・・・もうしばらく待つか。)


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~~その頃の和美~~


和美「はぁ・・・」


紅鳳「どうしたんだ?元気ないじゃないか。」


和美「何でもない・・・」


紅鳳「・・・もしかして、龍飛のことか?」


和美「・・・」


基地の裏側に駐屯している真利夫軍(約500人)は、機械の度々の奇襲に悩まされていた。
その戦況はカルロス軍よりも思わしくなく、200人程の兵士が戦死していた。


紅鳳「やはりそうか・・・でも奴なら大丈夫だろう。
  ノーザンシティが襲撃されたとき、十二使徒の連中を食い止めたのも龍飛だ。
  あいつに限って死ぬなんて事は・・・ないだろう。」


和美「そうね・・・」


紅鳳「気を取り直すんだな。じゃあ俺はこれで・・・(退出」



基地奪回作戦は再び膠着状態になった。
今後カルロス、真利夫はどう軍を動かすのか・・・
そして兵士が全滅する前に、防衛軍は基地を取り戻せるのか・・・?


さて、物語の視点はここで切り替わる。
ちょうどこの時、正男達3人の乗ったヘリがグレイテンプルに到着した。

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~~グレイテンプル・ヘリポート~~


正男「おぉぉぉぉ!久しぶりだなぁww」


メグ「早くみんなに会いに行きましょう。」


クリス「うっ・・・(傷口を押さえる」


正男「あんま無理すんなよ。」


クリス「うん・・・」


和差夫「わ~い!兄さんお帰り~♪
   僕戦ったんだよ!兄さん達のなかまいりだよ!」


正男「いきなりそんな白々しい嘘・・・」


和差夫「ホントナノニ・・・ヒドイヤヒドイヤ・・・
   アッヒャッヒャwwモウイインダwwエアギターデモヒコウカナwwジャカジャカジャカ」


メグ&クリス(すごく可哀想・・・;;)


正男「とりあえず中に入ろうか。」


和差夫「スルーサレタ・・・」


~~グレイテンプル・広間~~


冷華「あ、正男たちだ。お帰り。」


正男「あれ・・・お前誰だっけ?」


冷華「はぁ!?(怒」


正男「スマンスマンww最近キャラ多くて名前が覚えられないOTL
    しかも管理人は俺よりひどくてな、
  十二使徒の名前を十人しか覚えてなかったんだよww」


和差夫「忘れられた二人って誰だろう・・・」


ザトシ「俺の予想では、あの影の薄すぎる
      ブラッドメタルセイバーかと・・・」


正男「ヒドイナ・・・って言うかお前無事だったんだ。しぶといn・・・」


ザトシ「ワルイカww」


ハルバート「貴方が正男大尉ですか。私はハルバート軍曹と申す者です。
     今後お見知りおきを・・・」


正男「ゑ?誰コイツ?知らないんだけど。」


正男以外「だから今自己紹介したんだろうが!」


グレッグ「任務ご苦労だった。」


正男「はっ・・・しかしナイトメア達は取り逃がしてしまいました。」


グレッグ「ミスは誰にでもある。気にするな。
    ところで、例の新勢力、"Immortal Army"についてだが、
    君達のいたクリスタルマウンテン付近の森林地帯に駐留していることが分かった。」


正男「何故引き返さないんだろうか?あんな場所に居ても得は無いのに・・・」


グレッグ「おそらく連中の邪魔になる軍がまだ残っているのであろう。
    その可能性が最も高い・・・」


メグ「あっ!」


正男「何か心当たりでも?」


メグ&クリス「クリスタルマウンテンに残してきた浩二の軍。」


正男「ア・・・アッヒャッヒャwwワスレテタヨww」


メグ「提案したのあんたでしょうが・・・」


グレッグ「I・Aの戦力はどれ程か分からない。
    もし多かったとしたら、浩二の軍は壊滅してしまうぞ!」


正男「ヤッベ・・・助けに行かないと・・・」


ハルバート「ならば私にお任せを。」


正男「お、有難う。
  これが浩二の顔写真、そしてコイツの率いてる兵士は約450名だ。
  今彼らはグレイテンプルに向かって歩いてきている。
  大型飛行艇が用意されてるから、それに乗って彼らを連れて帰ってきてくれ。」


ハルバート「イェス・サー」


グレッグ「頼んだぞ。」


こうしてハルバートの操縦する大型飛行艇は、
浩二を探すべく、クリスタルマウンテンへと向かった。


その頃の浩二はというと・・・ 

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~~クリスタルマウンテンから数キロ離れた森林地帯~~


浩二「↑なげーよ」


軍曹A「このまま進むのですか?敵が潜んでいるかもしれませんよ?」


浩二「きっと正男兄さんが助けに来てくれますよ。
  なるべくグレイテンプルの近くまで行きましょう。」


軍曹A「そうですか・・・」


浩二たちは森林地帯を進むことにした。
Immortal Armyが駐屯しているとは知らず・・・