BGM:般若's MIDIの里
曲名:孤高の悪魔騎士
般若's MIDIの里

プロローグ1

ミサイル基地の事件から半月経ったその日・・・
悪は再び、動き出した。

*****レッドマウンテン山麓・煉獄町******

住民1「キャァァァ!」
住民2「俺たちは悪くない!何故こんなことをする!」
???「憎いからだよ・・・全ての人間がな!」

俺の名はギルド。今まで馬鹿人間どもを虐殺してきた。
俺はあの忌まわしい出来事は忘れない。
あの夜、俺は全ての人間を滅却すると誓った。

~~~~~10年前~~~~~

俺の親父は金持ちだった。
しかし威張るような人ではなかった。
母親が亡くなってから、親父は俺の面倒を見てくれた。
俺は親父を尊敬し、親父も俺が好きだった。

ところが・・・

深夜2:00

父「やめろ!俺はお前たちに危害は加えなかった!
 何故俺を殺そうとする!」

男1「あんたみたいな金持ちなんて消えればいいんだよ!」

父「ぐあああああああ!」

青松(後のギルド、当時14歳)「何の音だろう・・・悲鳴が聞こえたような気がする。」

すると、5~6人の男が部屋になだれ込んできた!

男1「へっへっへ」

男2「あの金持ちさんの御子息か・・・」

青松「誰だ・・・父さんに何をした!」

男3「金持ちでムカつくから、殺しちゃったよw」

男4・5・6「Oh!」

男1「聞かれちゃったからあんたも殺すか・・・」

その時・・・青松は悲しみも恐れも感じなかった。
彼が感じたのは憎しみだけだった・・・

青松「・・・」

男1「怖いのか?よちよち。すぐ終わりましゅからn・・・」

青松「一つ・・・聞いていいかな?」

男1「何だよ?」

青松「俺もお前たちが憎いから、殺してもいいよな!?」

その言葉が終わるか終わらないかのうちに、
青松は引き出しからナイフを取り出し、
男1を刺した!

男1「がはっ・・・」

他の男たちは恐れで声も出ない。
青松は男たちが見る中、男1を切り刻んだ。

男2「やべえな・・・ずらかろうぜ。」
男3「へ・・・へへへ」

青松「今ここで逃げてサツに追われるより、
  今ここで死んだほうが楽なんじゃないか?」

男4「はやくずらかれ!」

青松「俺は名を"ギルド"と改める。
  お前たちは最初の獲物だ!」

その時、彼の手に槍が現れた。
彼は男たちを一人残らず殺した。

ギルド「馬鹿な野郎だ・・・」

次の日・・・俺は全人類を殺すと誓った
そのきっかけは・・・

近所の人1「ねえねえ、あそこの金持ちが死んだらしいね。」
近所の人2「息子さんは逃げたらしいわ。」
近所の人3「でも、いい気味ね。金持ちなんて威張り腐ってるから、
     当然の報いねw」

当然そいつらは殺した・・・
だがそれだけでは気が済まん。
俺は馬鹿人間を滅ぼす!

~~~~回想終了~~~~

ギルド「素晴らしい・・・わが"方天戟"の切れ味・・・散らばる惨殺体!
   だがまだ気が済まん・・・俺は全人類を滅ぼす!」

その時だった・・・

ギルド「・・・誰だ?死にたくなければ今のうちに逃げろよw」

???「お前は相当欲求不満のようだな・・・俺たちと手を組まないか?」

ギルド「お前は・・・確か指名手配されてる・・・ナイトメアか。」

ナイトメア「ご名答。
     腐った人類を破滅させ、地上に天国を作り上げる・・・
     それが俺の生涯の目標であり、使命なのだ。
     俺たちと手を組まないか?」

ギルド「一人より大勢のほうがいい・・・分かった。
   しかしお前の仲間は何人いる?」

ナイトメア「俺とお前を含めて11人だ。」

ギルド「11人・・・少なっ!」

ナイトメア「臆病者はいつ裏切るか分からん・・・
     だから正真正銘の強者だけが必要なのだ。」

ギルド「成る程・・・」

ナイトメア「どうせなら歯切れの良い12人にしたい・・・
     残る一人は・・・奴しかいない。
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