BGM:煉獄庭園
曲名:桜華・零式-Ouka.Zerosiki-
中間ストーリー3~潜む勇士~
* * * * * * * * * * * * * * * *
~~街~~
紅鳳「こいつ・・・十二使徒並に強いかも知れん!」
ネプチューン「俺はあんな連中とは違う。
世界の秩序を守るための兵士だ!」
彼はパルチザンで紅鳳を突こうとする。
紅鳳は上手くかわし、ネプチューンに打撃を加えた!
ネプチューン「ぐはっ・・・」
紅鳳「言っておくが・・・お前等帝国軍は世界の秩序を守ろうとしていない。
むしろそれを乱しているように見えるな!」
ネプチューン「・・・そのような考え方をする奴が帝国軍内にいる。
案外それが正しいのかもな・・・
だが俺はまだこの軍のために戦うつもりだ。」
紅鳳「何故なんだ・・・?」
ネプチューン「今帝国を裏切ったところで何になる?
所詮は戦力と呼べる戦力も手に入らず、皇帝に捕らえられるだろう。」
紅鳳「・・・反乱を起こす気か!?」
ネプチューン「静かにしろ。」
紅鳳「・・・」
ネプチューン「言っておくが、俺は反乱を起こす気はない。
さっき俺が述べたような奴等が何れ蜂起する。
そのときに彼らについていくつもりだ。」
紅鳳「・・・そういうことを口に出していいのか?」
ネプチューン「大丈夫だ。ここにいる兵士達は俺の命令に忠実に従う。
先程の略奪を止めたのもこの俺の命令だ。」
紅鳳「だが皇帝となれば話は別だ。兵士が皇帝側についたらどうする?」
ネプチューン「・・・フッww」
彼は薄ら笑いを浮かべる。
ネプチューン「たとえ兵士が俺に背いたとしても・・・
ブライアンから与えられた兵器で粉砕するww」
紅鳳「ブライアン・・・聞いたことも無い。誰だ?」
ネプチューン「皇帝への謀反を企てている張本人だ。」
紅鳳「そうなのか・・・帝国内もいろいろあって大変だな。」
ネプチューン「仕方が無い。あの暴政が全てを狂わせているんだ。
・・・おっと、これから十二使徒を潰すために進軍せねばならない。
あばよ。紅鳳少尉。」
そう言うと・・・彼は去った。
紅鳳(今のネプチューンは・・・そしてブライアンというのは・・・一体何者なんだ?
気になるな・・・)
彼は空を見上げる。綺麗な星空だ。
紅鳳「・・・奴の言っていたことが本当だとすれば、
近いうちに必ず・・・
かつての防衛軍のような理想を持つ軍が
現れるだろう・・・
・・・まあ、その軍が本当の正義であれば加わるとしよう。」
彼はそう呟きながら、味方の兵士達が待っている場所に向かった。
ここで視点は切り替わる。次の戦いは戦地から離れたブルーオーシャンで起こった。
* * * * * * * * * * * * * * * *
~~ブルーオーシャン付近~~
アサシン「・・・」
帝国軍兵士1「報告!十二使徒と思しき軍勢が市街地に入りました!
恐らく本日の未明ごろです!」
マーズ「よぉ~しwwこれはまたとないチャンスだ。
この機会に街を包囲して十二使徒を袋の鼠にしよう。」
アサシン「駄目だ。住民が全員殺されたらどうする。」
マーズ「別にいいだろwwどうせここの奴等は帝国に協力してはいn・・・」
その言葉を遮るかのように、アサシンがマーズの顔面を殴った!
アサシン「調子に乗るな・・・お前がやろうとしている事は十二使徒と同じだ。」
マーズ「・・・」
アサシン「しかし街を包囲するという考えは悪くない。
俺らが包囲している間に、お前は2000人を引き連れて町に入り、
十二使徒を捜索し、見つけ次第攻撃を仕掛けろ。」
マーズ「了解。」
* * * * * * * * * * * * * * * *
~~ブルーオーシャン・シーサイドシティ~~
リリス「フフフww綺麗な町・・・昔と変わらない。
・・・潰す甲斐があるわww」
そういう彼女の目には・・・恨みという感情が映し出されていた。
リリス「あいつらだけは・・・許さない。」
* * * * * * * * * * * * * * * *
~~シーサイドシティ・ウェスト=シュライン~~
???「邪悪な気配を感じる・・・」
* * * * * * * * * * * * * * * *
その頃・・・
~~シーサイドシティー郊外・アパート~~
((( ゜д゜)))ジリリリリリリリリリリリリ(目覚まし時計のベル
ザトシ「(|||゜д゜)ウルサイヨ」
バシッ・・・
(( ( ゜( ゜д゜)゜) )) (目覚まし時計が壊れる
ザトシ「zzz・・・」
冷華「ザトシ!早く起きて!」
ザトシ「ウルサイナ・・・キョウグライイイデショ・・・」
冷華「そういう問題じゃなくて・・・
街で大変なことが起こってるみたい。」
ザトシ「 ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ
☆ 出 番 の 予 感 ! ☆」
冷華「・・・;;」
ザトシ「ところで・・・その情報は何処から聞いた?」
冷華「さっきあんなに警報が鳴り響いてたのに・・・気づかなかったの?」
ザトシ「((( ゜д゜)))ネテタンダモンユルシテ」
冷華「とにかく行こう。武器は用意しておいたよ。」
ザトシ「( ゜д゜)ネム・・・」
こうして彼らは街へ行くことになった。
だがそこで、とある豪傑に出会うこととなる・・・