BGM:nerve(雑音空間)
曲名:Dancers #4
nerve(雑音空間)

中間ストーリー16~新発想~

※読まないでください(

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~~どこぞの遺跡・右の建物~~


サラマンダー「こいつ・・・なぜ重火器を使う俺を相手に・・・
      ・・・互角に戦えるんだ!?」


本来ならば彼が簡単に勝てるシチュエーションの筈であった。
しかし・・・今、レグルスを侮りすぎていた彼は、次第に劣勢となっている・・・
そんな中、レグルスは真剣な表情でこう言った。


レグルス「戦いは武器だけで決まるものじゃない。






    ・・・管理人の気分で決まるものだ!!(」


管理人「バレタケシ」


サラマンダー「あ、やっぱそっち方向に行くのねw」


レグルス「しょうがないだろwwこの章に登場してしまった俺たちが悪いw」


サラマンダー「そうだな・・・
      ・・・こうなったら最後の最後までネタで通す!!」


彼は弾を装填していないロケットランチャーを棍棒のように使い始めた!


レグルス「おぉ・・・そういう使い方もあったのか・・・(防ぐ」


サラマンダー「感心するなアホw」


レグルス「そんな新しい使い方をしたがる君に、
    とっておきの方法を教えてあげるよ!」


レグルスはサラマンダーを払いのけ、両刃刀の接合部分をいろいろ弄った。


サラマンダー「・・・!?」


レグルス「見るがいい・・・これが俺の新技だ!
    1・・・2・・・3!!」


彼は両刃刀を勢いよく振り下ろす。
それとほぼ同時に・・・サラマンダーのロケットランチャーが鈍い音を立てて壊れた。


サラマンダー「・・・馬鹿な!?」


なんと、彼のロケットランチャーに・・・
両刃刀の刃の部分だけが突き刺さっていたのだ!!
そう・・・これがレグルスの新必殺技。
刃と柄の接合を緩め、一気に振り下ろすことで刃だけを前方に飛ばすというかなり古典的なものだ。


サラマンダー「成程・・・そういう使い方もあるのか・・・(感心」


レグルス「どうだ・・・お前よりもいい発想だろ?」


サラマンダー「負けたよ・・・」


彼は壊れたロケットランチャーを背負い、柱から柱へと飛び移って、瞬く間に遺跡の闇に飲まれてしまった。


レグルス「・・・ちょっと待った!
    奴の武器に刃が刺さったままだ!!
    おい、待て!止まれ!それ返せぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・」


レグルスは大慌てで彼を追いかけ始めた。


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~~その頃のカルロス~~


ギルド「どうした・・・もっとかかって来いや!」


カルロス「ワタシタマギレダトイイマシタw」


ギルド「確かにそうだったな。じゃあお前どうやって勝つんだw」


カルロス「運任せだ(」


ギルド「そんなものでかw
   俺はお前を買いかぶっていたようだ・・・ww」


彼は戟を構え、とどめの一撃を加える体勢になった。


カルロス「フ・・・あの管理人のことだ、絶対何かやらかしてくれるに違いないw」

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~~その頃のサラマンダー~~


彼は柱から柱へと飛び移って移動していたらいつの間にか左の建物に来てしまったようだ。
きっと2つの建物を繋ぐ連絡橋みたいなものがあったんだろ。まじで支離滅裂だなw


サラマンダー「急に暑くなってきたぞ・・・どういう事だ?
      ・・・そうか、別の建物に来てしまったって訳だな。」


すると・・・急にオーブが現れ、サラマンダーを襲った!


サラマンダー「ちょ・・・やめい、ゴミ共が!!」


彼は片手で必死に柱にしがみつき、もう片方の腕でロケットランチャーを振り回す。
しかし・・・


サラマンダー「ぐあっ!放電しやがったこいつら!!
      ・・・って、ヤベェwww」


オーブに攻撃された彼は武器を落としてしまった。
ロケットランチャーは遥か下まで落ちていった・・・


サラマンダー「これは・・・もう逃げるしかないな!!」


彼は群がるオーブの間を縫って柱から柱へと飛び移り、辛うじて難を逃れた。


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~~その頃のカルロス~~


ギルド「お前ももう終わりだな・・・カルロス。」


カルロス「いやこういう和んだ空気になってるから多分管理人は死者出さないと思うぞw」


ギルド「果たしてそうかな?
   突然何かが降ってくるとかそういうドッキリさえなければ・・・」


ズガッ・・・


カルロス「・・・ちょ、なんだこの展開wwwwwwwwwwwwwww(」


案の定・・・上から壊れたロケットランチャーが降ってきて、
ギルドの後頭部に激突したのだった!!


ギルド「・・・(気絶」


カルロス「ちょっと笑うしかないわww
    ・・・ん?」


彼はそのロケットランチャーに何かが刺さっているのを見つけた。


カルロス「どこかで見覚えがあるな・・・
    ・・・持ち帰るか。」


彼はその刃を抜き取ると、気絶したギルドを無視して遺跡の出口へ向かった。


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~~遺跡の外にて~~


レグルス「くそ・・・見失っちまった・・・」


彼がぼやいていると、左の建物からなんか持ってるカルロスが出てきた。


カルロス「畜生、俺より早く出やがって、このクレイジー部下めw」


レグルス「・・・そ、それは!!」


彼は走りより、カルロスが持っていた「それ」を奪い取った。


カルロス「あ、これは遺跡の上から降ってきたロケットランチャーについてきた刃だ。
    どっかで見覚えがあると思ったがまさか・・・」


レグルス「サラマンダーの奴め、まさか自分の武器を落とすとはなw
    こっちにしてみればとても有難いんだがなww」


彼はその「刃」を武器の柄につけながら言った。


カルロス「やっぱお前のかw相変わらずアホだなぁww」


レグルス「黙っとけやゴミがw
    どうせ向こうの遺跡で苦戦したことの照れ隠しなんだろww」


カルロス「(うっ・・・痛いところつきやがって・・・流石、皮肉だけは上手いな・・・)
    ・・・だ、大丈夫だったZE☆
    die job☆
    ってかそっちこそどうなんだよw」


レグルス「(くっ・・・この馬鹿、妙なところで勘が鋭いな・・・)
    こっちは余裕でした。ってな訳で
    "俺の判断に背いて痛い目にあったらあざ笑ってやるよw"とか言ってた塵は土下座しとこうかww」


カルロス「フン、お前が冷静に嘘をついてるだけだろw
    そんな脅しには乗らないぜ☆」


兵士達「報告!ダークマターの飛行艇を分捕りました!!」


カルロス&レグルス「い た ん だ ww」


兵士達「ヒドイヨ」


カルロス「まあいい、それを使えばこの砂漠から出られる筈だ。
    早いとこ乗り込もうぜ。」


兵士1「報告!今回の戦いでは死者が出ませんでした!!」


レグルス「そりゃあんな空気だったから当たり前だろw
    まあお前らも良く頑張ってくれたな、少佐がアホやらかしてる間に・・・」


カルロス「それお前w」


何だかんだで彼らは飛行艇に乗り、砂漠を後にした・・・


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~~その頃のギルド~~


「・・・ルド・・・ギルド!!」


ギルド「・・・ハッ」


スティーヴ「気がついたか。お前が気絶してたの見たときはまじでビビったよ。
     ・・・ってか何でこんなことになったんだ?」


ギルド「・・・オホシサマ」


スティーヴ「ゑ?」


ギルド「防衛軍のカルロスと戦ってたらな・・・
   ・・・見つけたんだよ、オホシサマをな!!
   突然、視界いっぱいに広がったんだ!
   ・・・んで気がついたらこうなってたってわけだ。」


スティーヴ(・・・それ何かに頭ぶつけただけだろw)


ギルド「・・・何故黙ってる?」


スティーヴ「もういい・・・オホシサマ見つかってよかったなw
     早く帰ろうぜ。」


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~~その頃のサラマンダー~~


サラマンダー「・・・あそこにいるのはスワローか?」


スワロー「無事だったか。」


サラマンダー「ああ・・・だが、防衛軍の奴等を逃がしてしまった。」


スワロー「実は僕もなんだ・・・」


サラマンダー「つまりは戦果ゼロってことだな。
      仕方ない、帰ろうぜ。」


スワロー「飛行艇はこの辺に止めてある筈だ。」


サラマンダー「・・・ちょっとまて、無いぞ?」


スワロー「ゑ?もっとよく探してみろよ・・・」


2人は必死になって探したが、見つからない。


サラマンダー「さては・・・あの連中に分捕られたか!くそっ・・・」


スワロー「てかどうするよ?僕達帰れないじゃないか・・・」


サラマンダー「・・・ハッハッハ、何とかなるさww」


スワロー「ん?あそこに帝国軍の戦車があるな。」


サラマンダー「ほら見ろww
      アレを分捕って帰ればいい。」


スワロー「だが機械兵はどうする?放っておくか?」


サラマンダー「増産しようと思えばいつでも出来る。
      今は脱出するのが先だ。機械兵なんてどうでもいい。」


スワロー「分かった。操縦は任せよう。」


2人は戦車に乗り込んだ・・・


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~~数分後~~


ギルド「(;゜д゜) ・・・・・戦車は?」


スティーヴ「おかしいな、ここに止めておいた筈なんだが・・・」


ギルド「まさか分捕られたのではあるまいな・・・」


しかし・・・ギルドがそう言い終わるや否や、2人の視界に、次第に遠ざかっていく戦車が映った。


スティーヴ「・・・分捕られたな;」


ギルド「ちょ・・・待ってくれぇぇぇぇぇぇ!!」


2人は戦車を追いかける。だが砂に足を取られて思うように進めない。
結局、2人は諦めた。


スティーヴ「お前・・・このままだと砂漠から出られないぞ;」


ギルド「仕方が無い・・・ナイトメアに助けを求めるか。」


スティーヴ「え、こんな理由でよんだらポイント下がるぞ・・・」


ギルド「・・・俺たちは今、王手飛車取りの手を突きつけられているんだ。
   どっちが大事なのかは明らかに分かるよな?
   お前だってこんな所で野垂れ死にするのは嫌だろう?」


スティーヴ「・・・仕方が無い・・・・・・・」


彼は通信機を手に取り、ナイトメアを呼び出そうとした。


~圏外~


ギルド&スティーヴ「Noooooooooooooooooooooooooo!!」


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こうして砂漠での戦いは終わりましたとさ。
めでたし、めでたし。



次はザトシ達の視点で描かれる物語。
舞台は・・・海上基地である。